エセミッキーといえば中国
中国といえばエセミッキー。
何もミッキーに限ったことではありませんが
中国には、エセのものが数多くあります。
中国に住んで半年。
今日は、エセキャラクター達を紹介したいと思います。
日本へ一時帰国する際、私の頭を悩ましたのが
おみやげ。
中国っぽい小物なんかは、台湾のとき買って行ったし
お茶も、台湾茶の方がおいしい。
中国のお菓子…は、おいしくない。
さて、中国特有のものって何だろう。
そう考えたときに閃いた、「エセ」の存在。
エセ探しの買い物に出発。
そこで買ってきたのが、こちら

エセキャラストラップ。
一番ひどいと思ったのはキティちゃん。
乙女のくせにヒゲが濃い。
たたずまいも謎。
ティガーとプーさんは、いい方。
ただ、プーさんがサッカーボールを持っている。
たぶんモデルは、はちみつの壺を持っていたんだと思う。
ドラえもんも色々おかしいけど
まず、肝心のポケットがついていない。
このおみやげ、結構喜ばれた。
「また何かあったら買ってきてね」
とも言われた。
オシャレなショッピングモールを歩いていたとき。
「中国じゃないみたいだなー
オシャレだし静かだし」
そう思っていると、目に入った
中庭の光景。

トトロに胸毛が生えてる。
また、違う日。

風にやられてる。
私はトトロがとても好きなので
助けてあげたいところだけど
起こしたら胸毛が生えていると思うと、助ける気も失せる。
先日、日帰りで天津観光をしてきた。
天津は、泥人形という、粘土の人形?が有名らしく
色々なところで泥人形が売っていた。
そこで発見、ミニ―ちゃん。

最高に気持ち悪い。
妖怪みたい。
ミッキーもいた。

ディズニーランドで、こんなミッキーとミニーが手を振ってきたら
たぶん、逃げてしまうと思う。
中国には、まだまだ数えきれないエセが潜んでいます。
中国人は一体、それを見て、どう思っているのでしょう。
今度聞いておきます。
私はいつも、それらを見ると
呆れるとともに、なんだかとても愉快な気分になります。
私には二歳の姪がいます。
0歳の甥も二人いますが、それは置いておきましょう。
姪はアンパンマンが大好きです。
よくアンパンチをかましてきます。
メロメロパンチもかましてきます。
メロメロパンチというのは、メロンパンナちゃんの必殺技だそうです。
パンチをくらったら
「メロメロメロメロ~」
と言って倒れなければなりません。
さて、今日は
アンパンマンと中国です。
日本で知らない人はいない、アンパンマン。
私が印象に残っているのは、タマネギマンが出てきたとき。
彼の必殺技は、スライスタマネギを手裏剣のように飛ばすことだった。
タマネギを飛ばされたバイキンマンは
「うわわわわわ!目にしみる~!」
と言って、やられていた。
何だこりゃ、と思ったけれど
それを機に、タマネギは目にしみる、と知った子供もいるかもしれない。
いないかもしれない。
とにかく、何があっても
子供達は、アンパンマンを真剣に見る。
姪も真剣に見る。
その様子は、鬼気迫るものがある。

台湾でもアンパンマンは人気だった。
中国語でアンパンマンは、「面包超人」と言う。
「面包」はパン。直訳すると「超人パン」
私はてっきり、ドラえもんと肩を並べて
アンパンマンは世界中に知られているのかと思っていた。
しかし、北京に来ると、誰もアンパンマンのことを知らない。
「何それ?アニメ?どんなお話?」
そう聞かれ、アンパンマンを説明したところ
ひどい反応だった。
カタコトなりに、説明を試みる私。
「顔がアンパンでね。
お腹が減った子がいたら、顔をちぎって、あげるの。
弱点は水。水をかぶったら、顔がフニャフニャになっちゃう。
そしたら、パンを作るおじさんが、新しい顔を作って来て
フニャフニャの顔と新しい顔を交換することができるんだよ。」
友達は次々に言った。
「何それ」
「面白いの?」
「気持ち悪い」
私も説明しながら、段々
「あれ、なんかアンパンマン…気持ち悪くないか?」
と気がついた。
私達はアンパンマンを、かわいいアニメーションで、小さい頃から見ていて
正義のヒーローとして疑いを持たなかった。
しかし、客観的に、アンパンマンの要素を見てみると、どうだろう。
正義のヒーローがアンパンという時点で、どうもおかしい。
よく、ミッキーマウスを「ただのネズミ」と言う人がいるけれど
そんなこと言ったら、アンパンマンは、ただのアンパンだ。
正義のヒーローとして、アンパンというのは、どうなのだろう。
姪は、今も疑いを持たず
アンパンマンを支持している。
時には、アンパンマンに変身してみせる。

中国でアンパンマンは、認知はおろか
気持ち悪がられます。
「常識も、一歩外に出れば非常識」
そんなことを教えてくれた、アンパンマン。
正義のヒーローとして、疑問は残りますが
やはりアンパンマンは、すごいのです。
すみません、ごぶさたしてしまいました。
なんとか北京に戻ってきました。
でも折角ですので、日本でのことをもう少し書こうかと思います。
京都、奈良、大阪の観光地を歩き
更に、東京、横浜も歩き、思ったこと。
中国人が多い。
どこに行っても、中国人。
観光地はもちろん、なんでもない道端や
マクドナルドや吉野家にも、中国人。
買い物をしているとき、店員さんと話していて
「中国のお客さんって、よく来ますか?」
と聞くと、苦い顔で
「はい、来ます…」
と言っていた。
中国人観光客
一体、何が嫌がられるのか。
まず
声が大きい。
どこにいても、中国人がいると、すぐわかる。
大きい声で話し、更に口調が強く聞こえる。
そして、態度が強気。
中国人にとっては、別に強気ではないけれど
日本人にとっては強気に感じられる。
デパートだろうとどこだろうと、ディスカウントを要求する。
最後に
行動が雑。
靴を試着したら脱ぎ散らかすし
わからないことがあれば、その辺の関係ない人にでも聞く。
全体的に、一言でまとめると
マナーが悪い、ということか。
しかし、逆に考えてみると
日本人は、元気がない。
周りの人に気を使う、時には使いすぎる。
本当に言いたいことが言えない。
遠慮、そして遠慮。
広い広い東京駅を歩いていて、思った。
「なんか…白々しい」
それぞれの人が、それぞれの事情で東京駅を歩いている。
その皆が皆、どことなく
「こんなもんでしょ」と演じているよう。
その様子を見て
日本も日本で、変な国なんだろうな、と思った。
ただ、私は、やはり日本人なので
その白々しさが、結構好きだったりもする。
私も、その白々しさの中に入って
白々しくまとまってみるのが
なんだか、とても面白い。
たぶん、しばらく海外で生活していると
その「仲間」に入りたくなるんだと思う。
その「白々しさ」を一発で壊す、中国人の存在。
きっと日本では、なかなか受け入れられないことだろう。
受け入れられる日が来たとしたら、それは
日本人が強くなっているのか
中国人が白々しくなっているのか。
前者だと面白いけど
きっと後者なのだろう。
久しぶりの日本でも、中国人のことを考えてしまいました。
相対する、日本人と中国人。
なんだか面白いので
このまま、相対していてほしいです。