明日、学校で
留学生クラスの発表会があります。
初級クラスから上級クラスまで、12クラスほどあり
各クラス、歌ったり劇をしたりします。
うちのクラスは、劇をやります。
違う国の人が集まって何かをするというのは
本当に大変です。
発表会があると聞いたのは、一か月ほど前。
どうも、誰も動き出さない。
クラスの中で年長組の私は
一応、年長者として何とかせねば、と思い
劇の台本を書いた。
内容は、クラスメイトでご飯を食べに行ったものの
各国の文化が違ってケンカする、というコメディ。
韓国人がウエイトレスに「キムチを出せ」と怒る。
日本人は「納豆、納豆」と言う。
他の国の人に納豆を批判され、納豆のおいしさについて熱弁する。
タイ人が一人でお酒を飲んでいるのを
日本人と韓国人が「まだ乾杯してないし!」と怒る。
アメリカ人が箸を使えなくて困っていると
カザフスタン人が「ご飯は手で食べるんだよ」と教える。
しかしイギリス人が左手で食べようとすると
「左手はだめだ!イスラム教では左手は汚い手なんだ!」と怒る。
キリスト教のオーストラリア人が食べる前にお祈りをすると
「どうしたの?気分悪いの?」と皆が不審がる。
などなど
口ゲンカをする劇だけど
口ゲンカは、劇の中だけでは収まらない。
九つもの国の人が集まるのだから
これまた練習が、はかどらない、はかどらない。
時間に遅れてくるのは当たり前。
すっぽかしも当たり前。
いざ練習となっても
お互い、まだまだカタコトで、説明がなかなか伝わらない。
カザフスタン人の女の子は
「私、一位をとりたい!」
と言い始めて、私を困らせる。
そして今日、その子は練習に一時間遅刻してきた。
それらのイライラは、劇の中で発散させる。
「まだ乾杯してないのに飲むな!」
と怒る私の演技は、なかなか迫真のものになっている。
劇に参加するクラスメイトは
日本人、韓国人、タイ人、インドネシア人、オーストラリア人
カザフスタン人、トルコ人、イギリス人、アメリカ人です。
よくもまぁ、形になったなと思います。
あとは本番、誰もすっぽかさないことを祈るのみです。