チェルノブイリと福島 甲状腺がん | 福島から山口・空・海・大地

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わすれない。ひとりでも可視化を

GW 世界弁論大会

 

 

 

 

出直しでなく解党          ”力不足”ではなく”カネ不足”  

      

 

 

 

改憲騒ぎする党は、解党       能登放置する党は、解党

2023年6月 G7後            2024年4月8日 訪米当日

  

解散風を吹かして1年。 岩盤が少し解凍して”特になし”へ?👆

 

 

停戦支援をしない党は、解党

Salam_from_peace@salam_to_peace
少年が小さな畑に野菜を栽培しました
小さな一歩が大きな前進に

 

原発事故後、福島の家庭菜園で作業していた方の笑顔を思いだす…

 

 

 

原発事故以来封印してきた故郷への想い 福島に戻れない人々 分断を越えて再び繋がろうとする場所がある|もやい 福島に吹く風

〈カンテレ・ドキュメンタリー〉2022年

 

 

世界の廃墟をテーマに撮影に向かったはずの場所

自分とは無縁だと思っていた原発の闇に気づく

やがて、2つの地に通う日々が始まった

 

中筋純氏

”2013年に福島に行ったり、チェルノブイリに言ったりしてた時

パッと見た風景が一瞬どっちかわかんなくなる

ものが落ちてる

例えば、チェルノブイリの学校にはまだ開かれた教科書がそのまま

 

やっぱり福島の小学校に行くと同じようなノートがこう”

 ”あっやべぇ”って

”何にも知らない普通の人たちが、一瞬にして暮らしの流れが断ち切られて

最終的に涙するのは、そういう人たちだ”

 

カメラを向けたのは、放射能汚染で住むことを禁じられてなお

自分の故郷で生きる人々だった

”こういう婆さんたちを見て、自分でも畑始めちゃったから八王子の方で”

 

ウクライナの子ども達の絵とアーティストの作品

故郷への思いと原発事故の真実に光を当てた

 

アーティスト マリコ・ゲルマン

本当はマリアっつんだけど、日本が好きすぎてマリコと名のる

生粋のウクライナ人だ

 

純さんが撮った福島は、マリコの記憶にも重なる

6年前除染作業が進む福島に初めて訪れた

 

チェルノブイリ原発事故による胎児被ばくした半生について

人々の前で語った

 

少女時代は、精神病とみなされ両親と離れ、入退院を繰り返す

被ばくによる甲状腺障害だとわかったのは大人になってから

でも、病気について両親と話すことはなかった

 

”私の病名が告げられた時、両親はどれだけ自分を責めて辛かっただろうと、今は思います

ウクライナでは、こういうインタビューは一度も受けたことはありません

うまく説明できないけど、周りの人が怖い”

 

ウクライナの首都キーウ

2年前までキーウの病院で検査を受けていた

24歳の時、手術で甲状腺を摘出し

その後は甲状腺ホルモンを補う薬を飲む生活を送って

 

2017年マリコの主治医

”甲状腺の問題は、ウクライナだと良くあります

1986年のチェルノブイリ原発事故以後、

放射性ヨウ素が放出されました

発育中の体は甲状腺で放射性ヨウ素をたくさん吸収します

だから、子ども達が一番被害を受けました”

 

 

今年1月、原発事故当時子どもだった6人が甲状腺がんになったのは

被ばくの影響だとして東京電力を訴えた

福島県は、この癌が統計上の推測値の数十倍見つかったとしながら

原発事故などの関連は認められないとし

ほとんどの患者が、今も沈黙している

 

 

 

弁護士

政府・福島県は全部なるべく忘れさせよう、復興ひと筋

甲状腺がんの裁判なんか起こされた日には、

それに全部冷や水をかけるようなもんだと

まったく止めてくれよって言うのが、彼らの本音だと思います

 

甲状腺がんになり、過酷な手術をくり返した原告の声

”手術しないと23歳までしか生きられない と言われたことが

ショックで今でも忘れられません

本当は大学を辞めたくなかった

卒業したかった

大学を卒業して、自分の得意な分野で就職して働いてみたかった

友だちと就活どうだった?と

他愛もない会話をしたりして大学生活を送ってみたかった”

 

中筋

”いやぁ たまんないよね これ ね

こんなまだ若い子に苦渋の決断をやらしてて

その苦しみが非科学的だなんて言ってる

オトナの世界って、どうなってるんだ?ってことだよね”

 

かつて、マリコがウクライナで発表した作品の日本版

薬の殻をガラスのブロックに入れた4年前の作品

今はウクライナの地下の倉庫に眠る

 

マリコは、自分と同じ病気で苦しむ人の存在に光をあてた

来場者の中で健康の問題を抱えている人が

”初めてこのような作品に出合った” と

泣きながら話しました

それで自分は心が強くなりました

自分の経験を分かち合うことができるようになったのです

 

中筋

”社会に認められず、体に疾患をもちながら苦しんでいる人一杯いる

そういう人がいるというおとを世の中の人は知らない

今回、マリコさんの作品を通して

こういう人が、きっちりいるんだということを知ってもらいたい”

 

 

裏金議員が辞めないのも、原発を止めないのも根は同じ

能登を見捨てるのも、原発被害者を見捨てるのも根は同じ

 

お金に支配された世界で、見失わないでと声をあげる

歴史の忘却が進む世界で、忘れないでと声をあげる

 

青字はブログ担当者の記事

 

 

 

お金の支配は、永遠なのだろうか?

 

ヨーゼフ・フロート著 ウクライナ・ロシア紀行

※1926年ヴォルガ汽船内

一人のアメリカ人が私に言った

”革命が何をもたらしました?

貧しい人たちは下でぎゅうぎゅう詰めになる一方で、

金持ちはカード遊びですよ”        

 

”でもそれは” 私は言った

”それが彼らに何の不安もなしにできる唯一のことだからですよ!

今、四等にいる貧しい靴磨きは、自分がその気になりさえすれば上へ

行ってもいいのだと知っています。

一方、裕福なネップマンたちは靴磨きがいつ来るか、いつ来るかと怯えている。”