10月8日(土)、9日(日)に、がんを征圧し、がんに負けない社会をつくることを大きな目標として「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016高知」が開催されました。
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今年、私たちのチームは高知県リハビリテーション研究会とタウンモビリティのボランティア仲間に、高知県立大学社会福祉学部の学生5名が加わったチームです!
そして、記事の題名の『私たちにとって、今からがリレーフォーライフのスタート』というのは、ご一緒していただいた県立大学の学生ボランティア仲間のことです。
学生たちは、2回生で「地域学実習」でリレーフォーライフのホームページ作りに取り組むこととなりました。
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聞くところによると「地域学実習」は、高知県立大学が今年から初めて行う、2回生が自ら何に取組むかを考え、自らが実践する学習だそうです。
話をお聞きした時に「リレーフォーライフ」に取組んでみたら・・・・・
おんちゃんの勝手なアドバイスに学生5人が取組んでくれました。
私は学生の学習も生活も全く理解しないでアドバイスしたもので・・・・・
ハードルを滅茶苦茶上げてしまったようです。
ハードルを滅茶苦茶上げてしまったようです。
リレーフォーライフのホームページ作り(ソフト面)です、ハード面は、参加チームの高知工科大学の上村裕之さん(防災ボランティア団体KPAD代表)にお願いすることになりました。
私が昨年からホームページを担当しだしたのは、
ベテランの実行委員の中西洋明さん(ソニー生命)が、
「リレーフォーライフを何のためにしているのか?
また、他の皆さんが、何故取り組んでいるのか?を
共有することが大事ではないでしょうか?」と・・・・・
私が初めて実行委員会に参加した時から、度々発言されていました。
発言される中西さんの言葉に、いつも頭を強く叩かれる思いです(^_^;)
また、今のぎりぎりの実行委員の体制を考えるたびに、一緒に取組んでくださる仲間を増やしたい!という思いが強くなり・・・・・
その為の思いを共有できるホームページを作りたいと考えておりました。
つまり、参加する方々の声を集めたい!
そこで、県立大学福祉学部の学生と取り組むことになりました。
最初にインタビューをがんと20年を超えて闘っておられ、また、がんのピアサポート「虹の会」代表であり、リレーフォーライフの要であり、高知県リハビリテーション研究会理事でもあり、元医療職でもある山地ひろみさんにインタビューをさせていただき、インタビューの感想や、インタビューに際しての注意点などをストレートにお聞きしました。
それから、夏休みが終わるころからがん患者の実行委員、最初から参加されている患者会の方、患者の家族の方、訪問看護をされてる方、初めて参加されるチームの方、ベテラン実行委員の方などのインタビューを自分たちだけで行いました。
だから、詳しいお話は、私もホームページで見るしかありません(^-^;
ところが、当日に会場に現れた学生が、何んとなく、以前のか細く見えた彼女たちと違って・・・大きく見えた。
昨日も書いたように、テキパキとブースの設営をこなし、アイデアも出しながら積極的に関わってくれる。
昔言われてた「指示待ち型若者(学生)」と違う印象を持ちました。
私たちのブースでは、2つのコーナーを企画しました。
今回初めて「フリーハグ!」と「ハイタッチ!」コーナーを行いました!
【目的】
『フリー・ハグズ』と『ハイタッチ』の目的は、見知らぬ人々とただハグ(抱擁)やハイタッチをすることで、言葉にできない苦しみや悲しみを少しでも和らげ、楽しさや幸せを分かち合い、その素晴らしさを他の人々にも伝えていきたい。
相手に強要するのではなく、心で共有すること。言葉で確認する必要もなく相手の笑顔を見ればそれが伝わると考えています。
また、あなたの「想い」をメッセージで残しませんか?
あなたの「想い」をメッセージに書いてもらえませんか?
集めた写真で『HOPE』の文字が書ければと思い実践しました。
※雨の影響で目標には大きく届きませんでした。
何せ「フリーハグ!」も「ハイタッチ!」も、こんな形でするのは初めてのことで(^-^;
最初の頃、上手くいきませんでした。
タウンモビリティのボランティア仲間である湯浅由美子さんが
「福島くん、外人さんのノリで動作を大きく、もっと声を出して・・・・・」
すると、ハイタッチしてくださる方が増えて、「フリーハグ!」は?とハグを向こうから言ってくれる方も出て来て・・・・・
すると、学生たちもみんなが積極的になり、参加者の笑顔がどんどん増えてきました。
周りの実行委員さんが
「福島さん、ハイタッチをしゆうところだけが、すごい明るいでぇ・・・(笑)」
「参加しちゅう人が喜んじゅうでぇ・・・」
この行動をがん患者の方が、どう受け取ってがくれてるだろうか最も心配でした。
本当にお聞きしたのは一部のサバイバーの方たちですが、
「若い人が盛り上げてくれるのがうれしい・・・」
「明るいき・・・元気になるでぇ・・・」
テントに飲みものやお菓子を差し入れてくれるサバイバーの方も・・・・・
学生がリレーフォーライフというか、がんに関わる方々にインタビューすることで、何かを学び知ったというよりも、心で感じたのではないのだろうか?
タウンモビリティの活動でも、学生たちは感じたら、即行動が変わる。
身体も心も固くなったおんちゃんは、学生の柔軟さ、純粋さとは比べようがない(^-^;
リレーフォーライフのファイナルラップで最後の1周が始まるとき、
学生が「福島さん、今、ハイタッチして構いませんか?」
「やろう!やろう!」
学生のいきいきした顔と、参加者の皆さんが、学生とのハイタッチやハグでの交流する最高の笑顔を見たときに、恥ずかしながら、こみ上げる涙をこらえることができませんでした。
みなさんに、心から感謝いたします m(__)m
雨の深夜、早朝と時間があるとグランドにでて、黙々と歩く、学生の姿に、教えていただきました。
もともと「ハグ」は、サバイバー(患者)やケアギバー(家族、遺族、支援者)の方たちに提案をさせていただきました。
しかし、今回はできないからとお返事をいただいたので、それなら、自分たちで1度行って、今後に生かしていきたいと取り組みました。
実行委員の皆さんに感想をお聞きし、次からに生かしていきたいと思います。
ただ、年齢も違う様々な人たちが「ハイタッチ!」や「ハグ!」しながら、”笑顔”で交流する姿を見てると、胸の奥が・・・とっても、あったかくなりました\(^o^)/
県立大学社会福祉学部の学生5名と工科大学の上村裕之さんには、これからが大変だと思いますが、リレーフォーライフのホームページの歴史的な1歩になると確信しています!
よろしくお願い致します。
※学生たちが広報係としても1,000枚を超える写真を預かっています!
未だ、その枚数が怖くて開けてません(^-^;
私的なことですが、私の50代は最高の幕切れとなりました!
これからも1日1日を大切に歩まなければ!
『頑張るぞーーーーー!』
ほいたら、おいま (^o^)/