「一番辛かったときは?」
 その時の自分に、今、何と声を掛けて上げたいですか?」
 
「そうやねぇ、大丈夫、大丈夫、よう頑張りゆうねぇと言うて、思いっきり抱きしめてやりたい!」
 
「その時の自分にリレーフォーライフに出て来んかえと誘うかえ?」
 
「もちろん。
 出てきたら抱きしめちゃりたい!」
 

がん患者さん支援のためのチャリティイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016高知」が、今年も開催されます!
リレー・フォー・ライフは、1985年にアメリカ人外科医が、がん患者を励まし対がん運動組織に寄付する目的で「がんは24時間眠らない。がん患者は24時間がんと闘っている」をメッセージとしてフィールドを走った事から始まりました。
 
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私は高知県リハビリテーション研究会のピアサポートを考える委員会を立ち上げました。
 
そのピアサポートを考える委員会の副委員長の山地ひろみさん(ピアサポート虹の会)と、事務局長の安岡しずかさん(在宅ケアセンターあたご所長)のお二人がリレーフォーライフの副実行委員長、事務局長をされていました。
 
「福島さんもリレーフォーライフの実行委員してくれん?」
 
「けんど、机も椅子も動かせんし・・・なんちゃ出来んも~(^-^;」
 
「居ってもらえるだけでえいき~」
 
この一言で実行委員にさせてもらいました(^-^;
 
女性にこんなことを言ってもらったことがないから・・・\(^o^)/
 
1年目は、本当に何もできず、居るだけでした(;^_^
 
昨年は、この素晴らしい活動を多くの人に知ってほしい・・・
 
だけど、その前に活動の意義を参加されてる皆さんと共有できるホームページが必要ではないかと考えました。
 
あ、だけど私には、ホームページを作る能力も技術も資金も・・・何もありません(^-^;
 
あるのは、作りたいという情熱だけ(@_@;)
 
そんな時にタウンモビリティボランティアの仙頭忍さんが担当してくれて、一歩を踏み出してくれました。
 
 
  ホームページ : http://rfl-kochi.net/ (※7月22日までが有効期限)
 
お陰さまで1,300人を超える方々に見ていただけたことに感謝です。
 
ホームページを立ち上げたが、仙頭さんと話し合ったのですが、構想を考えてる私がど素人で、組み立てる仙頭さんが趣味レベルで・・・わからないことだらけ(>_<)
 
私のイメージで行なってもらったので、まだまだ不十分なことばかりの段階です。
 
技術レベルを持った方に協力をいただくことが必要だと実感した1年でした。
 
仙頭さんも今年は忙しく頼めない。
 
昨年の大会に参加されてた高知工科大学に声は掛けてたけど・・・・・・・
 
5月を過ぎたけど工科大学チームの担当は、まだ決まっていないみたい・・・・・
 

 大ピンチ(@_@;)
 

そんな時に、5月14日(土)タウンモビリティの日に学生ボランティアをしてくれてる高知県立大学2回生のYさんがステーションに来てくれました。
 
その時に、「大学の地域学実習で、自分たちでテーマを決めて今年取り組まなくてはいけない」とお聞きしました。
 
大学でも今年初めての取り組みで、前例が無い中での取り組みで学生も何をしたら良いのか全く分からない状態で悩んでいました。
 
「福島さん、何か良いアイデアないですか?」
 
私は大学にも行っていないし、どんなことをしたら良いのかさっぱりわかりません。
 
一様「何か思いついたら連絡するきねぇ・・・」
 
1週間ぐらいたった時に、社会福祉学科の学生さんが「がん」について学ぶというか、リレーフォーライフの「がん」のイベントに関わる人達のインタビューをする場面がふっと浮かびました。
 
イベントを支える「がん当事者(サバイバー)」「がん当事者家族」
ボランティア活動で真摯に向き合う「実行委員」「参加チーム」「イベントやブースの関係者」
 
また、当日参加した皆さんの声を聴くことで、学生の大きな学びの場になるのでは・・・・・
 
また、今年は参加者2,000人を超えると思いますが、このような大きな大会がボランティアで行われて、しかも、「がん当事者(サバイバー)」や「がん当事者家族」が支える大会なんて驚きです。
 
このイベントの本質を知ることが、学生時代のとても貴重な体験になると思います。
 
5月17日(火)県立大学で3回生にお話(講義)をするために訪ねました。
 
その時にYさんにお話をさせていただきました。
 
6月3日(金)に、今度は1回生にお話(講義)を1時間30分させていただいた後に、河内康文先生のご配慮で教室をお借りし5人の2回生と打合せをさせていただき、取り組むことになりました。
 
以後、メールのやり取りをさせていただきましたが、学生さんたちは大学の先生たちの理解を得たり、初めての取り組みで右往左往したようです。
 
6月23日(木)19:00高知県県庁地下会議室で行われた第3回実行委員会に3人のメンバーが出席しました。
 
緊張の中で自己紹介もしていただきました。
 
実行委員会の皆さんにも、ずいぶん刺激となったようで学生さんの学びに役立ちたいとの思いが鈍感な私にも伝わりました。
 
本当に感謝です!
 
実行委員と学生さんがコラボすることで、リレーフォーライフの大切な部分がより鮮明に紡ぎだされるのかなと思いました。
 
 
そして、7月12日(火)に県立大で具体的取り組みについて打合せを行いました。
 
私の今回の提案は、どうも大学生の今回の実習レベルでは無いことを望んでいるようです。
 
しかし、彼女たちが「やってみます!」と答える姿に、私も心が引き締まりました。
 
 
そして、ホームページのソフト面は1歩踏み出しましたが、肝心のハード面です。
 
山地さんより高知工科大学参加チームの代表を教えていただき、7月13日(水)に高知工科大学を訪ねました。
 
上村裕之さん(防災ボランティア団体KPAD代表)とお会いしました。
 
 
話していると、その実直な人柄がちょっと昭和な感じ(失礼(^-^;)を持つ、とても好感が持てる若者でした。
 
すると、地元が香美市で消防団に所属してると聞き、滅茶苦茶うれしくなりました。
 
私も脳卒中で倒れる前の日まで消防団活動をして、倒れてからも消防団当時の仲間の支えで復活できました。
 
今、思い出しても涙がでそです( ;∀;)
 
すると、なんと山田消防分団と分団まで同じで、現団長は1番仲良くさせていただいた仲間です。
 
一挙に初対面から知り合いに、そして仲間にと・・・1時間足らずで(^-^;
 
ホームページ作成のための行動を、即、始めていただき、知識のない私には大助かりです。
 

また、7月15日(金)18:30から高知県立大で山地さんのインタビューをさせていただきました。
 
 
インタビューを学生さんたちが行ったのですが、初めての経験だったので緊張が半端でなかったようです。
 
しかし、1時間あまり山地さんに率直に質問をして、熱心に聴く姿に胸が熱くなりました。
 
 
昨年4回生の卒業論文のためのインタビューを経験しましたが、その時に感じたのは事務的な質問対応を感じました。
 
私は、打合せの時に「インタビューの相手に、恋して欲しい!」とお願いをしました。
 
相手をもっと知りたい、なぜそう思ったのだろう?と良い意味で好奇心をもってインタビューしてほしいからです。
 
インタビューが終わってから山地さんからも様々なアドバイスをいただきました。
 
私も会場の広さや設営、話してもらうための工夫などをアドバイスさせてもらいました。
 
でも、学生さんたちの吸収する力は、水を含むスポンジのようでした。
 
 
私も最後に、山地さんに質問をしました。
 
「一番辛かったときは?
 その時の自分に、今、何と声を掛けて上げたいですか?」
 
「そうやねぇ、大丈夫、大丈夫、よう頑張りゆうねぇと言うて、
 思いっきり抱きしめてやりたい!」
 
「その時の自分にリレーフォーライフに出て来んかえと誘うかえ?」
 
「もちろん。
 出てきたら抱きしめちゃりたい!」
 
「山地さん、リレーフォーライフでがん当事者(サバイバー)同士でハグをする企画したらどうやおねぇ!」
 
「今度、会で話してみる!」
 
がん当事者(サバイバー)同士がハグする。
 
当事者同士で無ければ伝わらないことがたくさんあると思います。
 
サバイバーブースでお互いを讃えあう光景が広がってほしいと心から願います!
 
こんなところにも、今回の効果が\(^o^)/
 

広報委員は、フェイスブックを担当されてる岡林純賀子さん(竹下病院)と二人で担当しております!
 
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 ほいたら、おいま (^o^)/