ChatGPTとレポート 続編
過去には、「どうしてレポートでChatGPTを使ってはいけないか」という記事を書きましたが、そもそもなぜ使いたくなるのか?
「すぐにできて楽だから」
「自分で調べて考えるのは面倒だから」
「バイトやサークルに追われて時間がなかった」はありそうです。
ただし、これは私には当てはまりません
1年間大学に通って、自分がChatGPTを使うとしたら、こういう理由ではないかと思った
ことを書きます。
レポートを書いても評価がもらえない
最初のころは、みんなそれなりに頑張って書きます(先生談)。
ただし、レポートを書いてもそのレポートがどういう評価を受けたのかはほとんど知らされません。
頑張って書いたのに、その内容がいいのかどうかもわからない
そして、回数を重ねるうちに手を抜くことを覚えるようになります。
少し考えればわかるような、ありきたりな内容で済ませてしまいます。
やはり評価はわからないので、
「本当に先生はレポートを読んでいるのかな?」
と思うようになるのです。
これはマズイ
このことに加えて、「時間がない」という状況になれば、ChatGPTを使ってしまうこともありえなくないです。
なぜレポートの評価を学生に伝えないか
実は、レポートだけでなく、テストの点数を知らされないこともよくあることです。
どうしてかはよくわかりません。
テストの点数や課題の提出状況から考えて、単位がもらえないような教科がなぜか単位取得できてしまったことがあります。
絶対に裏で調整しています
あまり細かく評価を出すことは、不都合が生じるのかもしれません。
ChatGPTは○○と言わない?
実は、私がChatGPTを使ったのは、
「どうしてレポートでChatGPTを使ってはいけないか」の記事を書いたのが最後です。
質問してもあまりおもしろくなかったからです
先日テレビで見たもので、ChatGPTに回答の参考文献を明示させたのに、その文献は存在しないものだったということがありました。
ChatGPTは、答えが存在しないものや、十分な根拠がない場合に
「わからない」と言えないことが弱点だと思います。
そこはSiriを見習ってほしいです
どのように使っていくべきかは、まだまだ考えていかなければなりません。