現地時間の9月13日、イラン・テヘランにて、ヒジャブを適正に着用していなかったとして、22歳のマフサ・アミニさんが道徳警察に逮捕・拘束され、その後死亡するという痛ましくも恐ろしい事件が起きたのは、皆さまご存じかと思います。
イランはもとより、世界中で抗議の声が高まっていて、アンジェ―リーナ・ジョリーが声を挙げたほか、ジェンマ・チャンなんかもSNSで自由を求めるイランの女性を支持する旨発表するなど、セレブの皆さまの間でも、抗議の輪が広がってきています。
お恥ずかしながら、わたくしは今調べて知ったのですが、今日10月1日は、イランに対して皆で声を上げよう！というGlobal Day of Action for Iranに設定されていたんですって！
そしてこのGlobal Day of Action for Iranに、『HOMELAND』や『ホテル・ムンバイ』、『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』などに出演するイラン出身の女優で、イギリスのアムネスティのアンバサダーでもあるナザニン・ボニアディの呼びかけで実現したという、イランの女性の自由を求める、こんな動画が公開されました。
登場するメンツのスゴイことよ！
まあ見て！
まず一番乗りで登場するのが、オスカー女優のオリヴィア・コールマン。
（私は彼女の、ホンモノなのかどうかいまだにわからない、ペケマークなしのインスタでこの動画を知りました）
続いて登場するのは、発起人のナザニン。
そして、『ウエスト・サイド・ストーリー』のアニタことアリアナ・デボーズ、『サクセッション』のブライアン・コックスとJ・スミス＝キャメロン、ダグマーラ・ドミンスク（たぶん）、年齢不詳のケイト・ベッキンセール、コメディさせたら右に出る者なし、乳がんサバイバーのジュリア・ルイス＝ドレイファス、
『ハンドメイズ・テイル』のブラッドリー・ウィットフォード（ドラマでもいい役だったよね）、『グレアナ』降板したジェシー・ウィリアムズ、イラン出身コメディアンのマズ・ジョブラニ、『Lの世界』のセピデ・モアフィ、
『BONES』の助手のバジリ君ことペイ・ワフダット、『SNL』のナシム・ペドラド、『アウトランダー』や『ベルファスト』のカトリーナ・バルフ、テヘラン出身の歌手Ebi、『マダム・セクレタリー』に出てたたぶん舞台女優のナザニン・ヌール、イラン人歌手のダーリウーシュ・エグバーリー、『トランスペアレト』なんかのエイミー・ランデッカー、
舞台「王様と私」で有名なケリー・オハラ、『ミッドサマー』に出てたウィリアム・ジャクソン・ハーパー、『令嬢アンナの真実』の弁護士アリアン・モーイエド、『GIRLS』のアンドリュー・ラネルズなどなど。
イラン出身の俳優を中心に、スゴイメンツ、そしてスゴイ人数が集まりました！
特筆すべきは、こんなスゴイメンツの中に、我らが『アウトランダー』のサセナッフ、『ベルファスト』のマ、ことカトリーナ・バルフがいること！
オスカーに絡むと、やっぱちげええ！
いつも思いますけれど、コレってどういう経緯で声がかかるんでございましょね。
（『サクセッション』繋がりはありそう）
今回わたくし、この動画ではじめて、今日が「イランに対するアクションの日」であることを知りましたし、改めてマフサ・アミニの事を話すきっかけにもなりましたし、参加セレブの皆さんのアクションは大変に有意義な行為かと。
これぞ、セレブパワーの正しき使い方！
最近は、セレブのドロドロ劇ばかり話題になってましたので、久しぶりにこういうのパワーの使い方を見た気がします。
バジリ君も懐かしかったし（本当は『BONES』後もちゃんと活躍してる）、いやはや、良いもの見ちゃいました！
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