先月、コロナを乗り越えて、通常営業で(検査等対策は厳しかったらしいケド)開催されたカンヌ国際映画祭。
レッドカーペットも復活し、上映イベントも対面形式で決行。
やっとここまで来たかと、グッときたものでございます。
カンヌは華やかで良いよねー!
今年は、わたしのお気に入りマット・デイモンが、珍しくも労働者の父親に扮する、『Stillwater』もお披露目されました。
上映終了後、なんと5分間にも及ぶスタンディングオベーションで迎えられ、マットってば涙ぐんじゃったところがキャッチされ、大変な話題になってましたよね。
Matt Damon is brought to tears at the #Cannes2021 standing ovation for ‘Stillwater.’ pic.twitter.com/phpK2mOJT1
— Ramin Setoodeh (@RaminSetoodeh) July 8, 2021
コレコレ!目元が熱い!
この泣いちゃた案件について、マットが、由緒正しいエンターテイメント専門サイトVarietyの記者にコメントしていたのですが、激しく同意!涙です。
「また映画館にいるんだという思いと、どれほど恋しかったかという感情が込み上げてきたんだ」。
「見知らぬ他人同士がひとところに集まって、ライトが消された中で、一緒に同じ体験をする。これは必要なことなんだと、改めて思い起こされた」。
「とても美しくて価値のある事だよ。2年以上もそんな体験をしていなかったから、あの時はただただ、感情に圧倒された。素晴らしかった。幸せだった。心が動かされたんだ」
…マット!いい事言ってくれるじゃないの!
わたしも、コロナ禍はしばらく映画館に行けないでいて、今年4月に『ミナリ』と『ザ・スイッチ』と『ノマドランド』を続けて観に行ったんですよね。
マットのように、社会的意義にまでは思いが及びませんでしたケド、あの時の高揚感と、大好きなものにまた触れることができたという喜びは、思い返しても涙が出てきます…んぅぐぐぐぐ。
(映画感がガラガラで、それも涙を誘った)
日本もアメリカも、また雲行きがあやしくなってきましたが、どうかどうか、映画館で同じ体験を分かち合うというこの文化が無くならないよう、願うばかりでございます。
Varietyのインタビューでは、このほかにも、ラフネックと呼ばれる石油採掘現場で働く労働者を演じるために、舞台となったオクラホマを訪れた際、地元の労働者の皆さんに激しく警戒されたことや、シェールガスが採掘できる土地を、貧困に苦しむ農民から買いたたくエリートを演じた『プロミスト・ランド』よりは、良い作品になると良いケド、と言われた事、労働者を演じるにあたって身体づくりにも力を入れたことなんかも話してます。
激しく地味ですが、マットがこの作品について、真摯に向き合ったことが窺えるインタビューとなっております!
そうそう!映画館と言えば!
わたくしイチオシの英国人コメディアン、ジャック・ホワイトホールが出演する『ジャングル・クルーズ』、最高に面白かったです!
29日から劇場公開中!30日からは、ディズニー+でも配信中(お金かかるけど)!ぜひぜひチェキラ!
こちらぽちぽちっとお願い致します!