旅館の部屋より夜明けを望む。
楽しかった旅も今日で終わりです。
朝食後におばさんがドラゴンフルーツを二つお土産に下さいました。
本当に嬉しかったです。ありがとうございました!!
~これも後日談ですが、帰宅後食べました。
甘くておいしかったです!
赤紫の果肉は酸味の少ないキウイのようで、スプーンでぺろりと食べられます。
未食の方はぜひ食べてみて下さい。
与論港までは旅館のおじさんが車で送ってくれるとの事。
最後の最後までお世話になります・・・。
午後の出航時刻までまだ時間があるので、悔いが残らないように最後は大金久ビーチで
泳いで締めくくろうと思いました。
自転車でいざ出発!!
なんだか雲行きが非常に怪しいです。
こちら側は辛うじて青空が見えますが、進行方向の空は禍々しい雨雲に覆われていました。
嫌な予感がしたので踵を返し、茶花市街から比較的近い【ウドノスビーチ】で泳ぐことにしました。
勿論貸切状態です。
ビーチの右側に天然の通路があったので、探検してみることにしました。
ん?何やら向こうに橋のようなものが・・・
橋でした。
橋の下をさらに進むと、水が見えてきました。
行き止まりです。
気がつけば本格的に天気が悪くなっていました。
なぁに、海に入ればどうせ濡れるし雨が降っても関係ない!
などと思っていましたが、遂に本格的な土砂降りに!!
これはたまらん!というわけで、水着のまま旅館へ撤収。
最後の最後でこれは残念・・・。
シャワーを浴びて、ひとまずロビーへ。
宿のおじさんに出発時間の希望を伝えておこうと思ったのです。
しかし、ここで予想外の展開に!!
「車、バッテリー上がっちゃったから点検に出しちゃったんだよ!」
え・・・
「あ~でもあと一時間ぐらいで戻ってくるから大丈夫大丈夫!」
それを聞いて安心しました。
しばらく時間つぶしのため、お土産屋さんをウロウロしてから再び旅館へ戻る。
そろそろ時間だ。
私を癒してくれたワンコにもお別れをしなくてはいけません。
また与論島に来るときは必ず会いに来るので、それまで元気で欲しいです。
ありがとう、ワンコよ!
エントランスで車の到着を待っているが、一向に現れる気配なし。
だんだん不安になってきました。
そこへおじさん登場。
「あ~駄目だった!タクシー呼んでやるから!!」
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ほどなくしてタクシー到着、
お世話になった旅館のおじさんに挨拶をして、与論港へ。
船に乗ると、本格的に寂しくなってきました。
ここから約4時間、那覇港まで最後の船旅となります。
恒例のトビウオ&ビールを満喫しつつ、イルカを探しますが今回は発見できず。
しかし、代わりにこんな美しい景色を堪能できました。
那覇港に到着。そこからタクシーで那覇空港に。
そして、遂に羽田空港へ帰還。自宅に着いた時は深夜1時過ぎでした。
この6泊7日、長いようであっという間でした。
小笠原行きが潰された時はどうなるかと思いましたが、今回奄美群島へ行けて良かったと思います。
特に与論島、日々時間に追われ多忙な毎日に疲れ果てた方にこそ行っていただきたいと思いました。
あの緩い時の流れと美しい空間は全てのストレスを癒してくれるはずです。
疲れ果てた時、いつかまたここを訪れたいと強く思う次第であります。
これにて2011年夏の旅行記は完結とさせていただきます。ご閲覧ありがとうございました!