先日、女子高校生のお母さまからお聞きしたお話し
『周りのお母さんたちは、娘に生理痛があるのは仕方のないこと、と諦めている』
といったような内容
大切なテストの日も生理痛で起きられなくて受けられないことも
仕方のないこととそのままにしている、と。
生理痛の鎮痛剤のCMも多く流れていますよね。
生理は痛くて辛いもの、というイメージが強くつきます。
だからこそ、痛くても仕方ないと思われるのでしょう。
そんな私も、若いころは生理痛に苦しんでいました。
ひどい月は動けなくなり顔面蒼白
痛すぎて貧血になり嘔吐
テスト中に先生に言いに行こうと立ち上がった時にそのまま床に倒れて気を失ったことも。
「今月はどれくらい痛いんだろう。痛すぎないといいな」
と毎月怯えながら待っていました。
それも、『損な体質』を持って生まれてしまった、と思っているだけで、どう対処すればよいのか分かりませんでした。
今みたいにネットで簡単に調べられる時代じゃありませんでした。
でも、幸い看護学校に通っていたので、医学書の文献は図書室にたくさんあったので
図書室の本をとにかく読み漁って
学生の時の研究発表は『生理痛について』をテーマにしました。
あまりにも私の生理痛は有名だったので
先生も心配して、国家試験の時に当たらないように
病院にかかって生理をずらすようにアドバイス(命令)もらって
実際婦人科にかかってピルをもらって回避したことも。
とにかく、生理に対しては「恐怖」のイメージしかなかった時代です。
今はウソみたいに全く痛みなし。
そのように、私みたいに痛みが強くて生理がなくなればいいやと思っている人もいるだろうし
『損な体質』と諦めている人もいるだろうし
でも、諦める前にまず初めにやること
その生理、放っておいて大丈夫?
もしかしたら、子宮内膜症があるのかもしれない、子宮の向きが違うのかもしれない、はたまた子宮自体の形が違うのかもしれない・・・?治療が必要な、放っておけない状況かもしれない。
もしかしたら、それが原因で将来の不妊につながるかもしれない。
私も当時、母に病院に連れて行ってもらい、MRI検査も受けました。
まずは、病院です。
若い子(高校生)は内診はされないから大丈夫。
(状況によってはあるかもしれないけれど、嫌だったら自分の思いも伝えてどうしてもやらなきゃいけないのか納得するまでお話ししてね)
エコーを撮る時はお腹の上からやってもらえるから。
そこで、治療をする必要がなかったら
次に取り組むのがセルフケアですね。
温めて自然に収縮する子宮にすること、食事に気を付けてスルッと出しやすいやわらかい経血にすること
それぞれ、いろいろな対処法があります。
このブログにもいろいろと今までご紹介や説明してきましたが
詳しく聞きたい方はぜひこちらにいらしてくださいね。
決して生理痛は毎月我慢して耐えなくてはいけないものではありません
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