中学受験ママコーチ 美月ゆりです。
先日、夫のデート・リクエストで、
千葉の佐原のお祭りに行ってきました。
「子供なしで二人で出かけたの？」
と驚かれることが多いのですが、
円満な夫婦関係はいいことばかりです。
それは中学受験においても言えること。
先日の学校説明会の後、
ご夫婦で、そしてお子様と、
何かお話されましたか？
中学受験はお母様にお任せ、というご家庭と、
お父様が積極的なご家庭とあります。
どちらがいい悪いではなく、
お子様の自立と学力アップがはかれる
ご家庭のスタイルであることが重要です。
どちらがメインでも、ご夫婦でお互いが、
行き過ぎになる指導やそのフォロー、
不安と期待のマネジメントなど、
家庭内バランスを整えられる関係性が、
きちんと築けている。
それが、中学受験を成功に導くための、
ベースでもあります。
我が家の受験は、私が週３～４日仕事をしながら、
お弁当など塾関連とテストの振り返りノート、
過去問のコピー準備。
私が生活面でのんびりな長男に感じる苛立ち等、
本当に我慢できなくなった時に、
夫に聞いてもらったり相談していました。
自分で処理できることは処理し、
夫に感情をぶつけたり、精神的に依存せず、
必要な状況は共有する。
それだけでもとても心強かったです。
時折、息子の緊張感を取り戻すために、
夫にガツンと言ってもらったり。
情報共有で父親としてできることや、
してほしいことを見つけ、夫の存在が、
息子の中でも大きくなったようです。
幼少期から、父子関係を、
しっかり作るようにしていたことも
功を奏したと感じています。
また、親子の相性もあります。
長男には夫からの言葉が入りやすく、
次男には私からの言葉が入りやすい傾向が。
状況や内容によって、伝わりやすい方が、
しっかり伝える。
お母様がメインで担当されているとしても、
情報共有も兼ねた、
夫婦間のコミュニケーションが、
家庭内の雰囲気を左右し、状況を変え、
受験での家族の絆を強くします。
ご主人が母子間の緩衝材や、
お母様やお子様の息抜きとなる存在であれば、
お母様も心強いですよね。
もし、ご主人の一言にイラっとしてしまうのが
当たり前となっているとしたら。
ご主人に対して、
感謝を感じられなくなっているとしたら。
「私の方が頑張ってる」
「～してくれない」
など、感謝よりも不満の方が大きいとき、
「なぜそう感じるのか」
を見る必要があります。
パートナーシップが円満な方が、
無駄にエネルギーを使わず、
むしろプラスにもすることができ、
それが周りにも力を与えるからです。
家族にとって、家庭がチャージの場となります。
やがて、徐々にお子様が巣立っていく時、
また夫婦二人に戻ります。
その時、どんな関係となっているでしょうか？
中学受験で、お子様の応援を通し、
もう一度お互いのいいところを再確認できること、
必ずあります。
そのためにも、また、
受験を平常心で迎えるためにも、
一番のポイントとなるのが、
お母様がご自身のネガティブな感情を、
ご自分でしっかりマネジメントできること。
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中学受験を終えたのち、
少しずつ夫婦二人の時間も増えます。
それぞれの時間を楽しみつつ、
二人の時間も楽しめるのは、
夫婦間が円満であればこそ。
中学受験は、夫婦にとっても、
パートナーシップを見直す、
一つの機会です。
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