中学受験ママコーチ 美月ゆりです。
先日、
のんびり小5男子vsイライラママの中学受験！
「自分から勉強して、志望校に合格する方法」1DAYレッスン、
を開催いたしました。
講座を終えて、こんなご感想をいただきました。
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「マンツーマンでご対応いただき、
ありがとうございました。
今日教えていただいたことを
ゆっくりと消化して、
日々に生かしていきたいです。」
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Kさん、ありがとうございます。
今回は、お子様の体調不良でのキャンセルがあり、
また、前夜遅くに新規でお申し込みいただいたのですが、
対応が間に合わず、お一人での開講となりました。
Kさんは、小４女子のお母様で、
小５女子、小６女子のお母様と
1DAYレッスンで知り合いになりたかったそうで、
マンツーマンは逆に希望していなかったとのこと。
1DAYレッスンに対して、
お客様それぞれの目的をお持ちでいらっしゃるのは
とても大切なことです。
マンツーマンをご希望の方と、
グループをご希望の方がいらっしゃること、
再度知ることができました。
ありがとうございます。
今回受講されたのは、
「算数が苦手で、ストレスから、
眉毛を抜いてしまうので、
それが心配でどこまで注意したら良いのか・・・。
算数でわからないと「キーッ」となるし、
そんなに嫌ならやめればいいと言ってしまいます。
受験勉強以外はうまくいっているので・・・。
でも、先日、『やめろってもう言わないで』と
言われてどうしたらいいか・・・」
とのことから。
お子様がキーッとなっている様子や、
眉毛を抜いている様子を見ると、
こちらは「そんなに嫌ならもうやめれば」と
言いたくもなりますよね。
ストレスから、眉毛や髪の毛を抜いたり、
爪を噛んだり、皮膚を引っかいたりといった症状は、
他のご家庭でも時々伺います。
お子様の苦しむ姿、見たくないですし、
しかも女子ですから、
顔の一部で視線が行く眉毛は気にしますよね。
それでもお子様は戦っている。
難しい問題と。
投げ出したくなる状況と。
「10歳でそれを毎日やっている」ということ、
実はすばらしいことです。
受験をしたいと言い出したのは本人。
だから勉強するのは当たり前。
それをイヤイヤやるのはおかしいでしょ。
そばにいるお母様からすれば、その感覚の中、
お子様のイライラがうつって、
心が乱され、不快に感じることが先だと思います。
ですが、お子様は向き合おうとしている。
なんとかしたいと思っている。
「やめたら？」はそこに水を差す、ということです。
お子様によってはまだ、
感情を言葉にうまく変換できない年齢。
お子様なりに、発散しているのです。
眉毛を抜いてしまうのも、
その発散の１つ。
内側に溜め込むよりは、まだマシではあります。
例えばお母様自身が、仕事などでうまくいかなくて、
「キーッ！」となっているとき、
どんな言葉を上司にかけてもらいたいですか？
「そんなにできないならやめれば？」
と言われたら？
・・・きっと萎えるはずです。
だからまずは、お子様が頑張っていることを、
認めます。
ほめなくていい、認めます。
「難しいとキーッとなるよね」
「毎日よく頑張ってるね」
「必ずできるようになるよ」
イライラを共有することで、
軽くなります。
ホッとできます。
イライラは不快感。
学習効率が上がるために必要なのは集中力。
集中力はリラックスで生まれます。
お母様に時間的、精神的余裕があれば、
「どこまではわかって、どこがわからないの？」
と聞いてみる。
それは、お母様が教える、ということではありません。
お子様に、自分がどこまでわかって、
どこにつまづいているかを気づかせるためです。
話していて解き方に気づくこともあれば、
わからないところがわかるだけのこともあります。
わからないところがわかっただけの時は、
「算数の先生に、
『ここまではわかったんだけど・・・』
と質問してごらん？」
と、塾の先生に質問に行くことを提案します。
塾のない日なら、付箋を貼っておき、
塾のある日に、塾に行く前に、
「今日、付箋のところを先生に質問して、
帰ってきたらママにも教えてね」
と、声がけします。
わからないことを一人で抱えているから、
苦しくなる。
苦しくなるから、苦手意識になる。
「どこまでがわかって、どこがわからないのか」
がわかって、質問ができれば、
「どう考えたらいいのか」がわかります。
「わかる」ということを味わうことで、
人は前に進めます。
私が、お母様が教えるよりも、
塾の先生に質問に行かせることを勧めるのは、
先生に子どもがどこでつまづいてるのかを
知っていただくためです。
それによって、指導も変わり、一石二鳥だから。
お母様が教えられる、教えたい場合、
お子様の理解がなかなか進まなくても、
感情的になったりイライラしない、
冷静に教えられるのであれば、
問題はないと思います。
問題なのは、お母様が感情的になってしまうこと。
お子様のイライラに誘発されたお母様が、
同じようにイライラしては、
お子様は勉強どころではありません。
お母様に対しての緊張、不安感でいっぱいだから。
もちろん、お母様もそれは望んでいないことのはず。
だからこそ、先生に質問することで、
その状況を減らし、親子の信頼関係を維持します。
もし、お子様が
「先生に質問しに行きにくい」
ということであれば、
どこに抵抗感があるかを聞いてみてください。
恥ずかしい、先生が苦手、うまく言えるか自信ない。
理由は人それぞれ。
「え、そんなことで？」と思うことかもしれません。
でも、その理由を共有して、
「どうしたらその気持ち、軽くなるかな？」
と聞いてみてください。
それを自分で見つけられれば、
ちゃんと質問に行けます。
見つけられない時は、少し様子を見て、お母様から、
「こういうやり方はどう？」
といくつか提案してみます。
そうやって、少しずつ、
「どうしたらできるようになるか」
を見つけていく機会にします。
そして質問ができれば、
それが１つの成功体験。
そしてわかるようになれば、
それも１つの成功体験。
そうやって、小さな成功体験を、
一つ一つ積み重ねていくからこそ、
自信になります。
そしてその流れの中で、
中学受験で身につけたいPDCAの、
C：分析力と、A：改善力を育みます。
小４の時から、
その力を身につけていけたら、
小６の時にはお母様もかなり楽だと思います。
勉強に対してのリラックス度が上がれば、
眉毛を抜く行為も止まります。
まずは算数苦手、という意識を外していきましょう。
苦手、と言って、
行動しない言い訳にしてしまうようになる前に。
わからない、できないことが
いけないんじゃない。
恥ずかしいことでもない。
わからないことを「わからないまま」にしないで、
できないからやらないのではなくて。
できるようにしていく。
「できることを増やしていく」
それが子育てであり、成長です。
「できていない今」を見て心配するのではなく、
「できるようになっている未来」を見て、
それに近づけるサポートをしていきましょう。
「我が子にどう関わっていいかわからない」
「もっと伸ばすにはどうしたらいい？」
というお母様には
のんびり小5男子vsイライラママの中学受験！
１DAYレッスン
次回開催は11/29（木）です。
事前申込はこちらから
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「それまで待てない！」という方は、上記から、
マンツーマン・レッスンをお申し込みください。
ご希望に日時に開催いたします。
ご一緒いたしますこと、
楽しみにしています。
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