Q-112はホットフラッシュを改善する??~うさぎ年ですがわんこもよろしくお願いします~ | 広島大学病院乳腺外科ブログ ~広島の乳がん医療に取り組みます~

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早朝にベランダに干した洗濯物が凍る雪の結晶雪の結晶ガーンという現象に初めて遭遇した今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

ここで問題です!

 

 

凍った洗濯物は①乾いている照れ or  ②乾いていないガーン、さてどっちでしょうか??

 

 

 

………正解は②、全く乾いていません!!!ゲローゲローゲロー

 

 

部屋に取り込んだ後、見事に濡れていました。気持ち悪いので洗い直しして、部屋干しにしましたあせる

現在、サーキュレーターがフル稼働中です…泣くうさぎ

 

 

さて、新年早々から生活感満載の話題からスタートしておりますが、

 

最近、興味深い論文を見つけましたキョロキョロ

 

Q-122 as a novel, non-hormonal, oral treatment for vasomotor symptoms in women taking tamoxifen or an aromatase inhibitor after breast cancer: a phase 2, randomised, double-blind, placebo-controlled trial - The Lancet

 

 

THE LANCETに載っていた論文ですが(洗濯物からえらいふり幅だな汗うさぎ)、なんと乳癌術後のホルモン療法(タモキシフェン、アロマターゼ阻害薬)で起きる副作用のホットフラッシュを改善できるかも?という小分子化合物Q-122についての第Ⅱ相の結果です。

 

Q-122は、視床下部のエストロゲン応答性ニューロンを調節することによりホットフラッシュの症状を軽減することが期待されている、新規の非ホルモン性化合物とのことです。

 

Q-122を1日2回内服することプラセボと比較した結果、投与28日間のmsVMS-SS(中等度以上ホットフラッシュの症状スコア)を有意に改善したそうです。(Q-122 -39% [95% CI -46 to -31] vs プラセボ -26% [-33 to -18]; p=0.018)

 

ホルモン療法中のホットフラッシュに対して、漢方薬(桂枝茯苓丸、加味逍遙散、当帰芍薬散)など処方されている事も多いと思いますが、経口剤ならホットフラッシュ対策の有望な選択肢になるかもしれませんねウインク音譜

 

まあ、まだ第Ⅱ相なので、第Ⅲ相まで待たないと何とも言えませんが…期待はしてもいいかもですニコニコラブラブ

 

 

話は変わって、今年もわんこは元気です!

 

今年もブログにたびたび登場するかもしれませんので、よろしくお願いしますウインク音譜

 

寒さに負けずに頑張るワンキラキラ!!!

 

 

今日の担当は、平岡でしたショボーン

 

 

 

 

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