ワークライフバランス | 広島大学病院乳腺外科ブログ ~広島の乳がん医療に取り組みます~

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広島大学病院乳腺外科スタッフが、乳がんのこと、日常のこと、感じたことなどを交代で綴っていきます。ぜひ、気軽にコメントもいただければうれしいです!
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広島大学病院 乳腺外科の末岡です。

 

働き方改革、ワークライフバランスなど、仕事の在り方に関する話題を最近よく耳にするようになりました。

 

私事ですが、先週末より期間限定で、急遽3歳の娘のワンオペ育児をすることとなりました。

 

例えば昨日の一日を紹介すると、

朝普段より少し早く起きて、レンジで解凍したご飯をお弁当に詰め、自分の身支度をしつつ、子供を起こします。

寝起きで不機嫌な娘に何とか朝ごはんを食べてもらい、歯磨きして、着かえ。髪の三つ編みは時間がかかるので(あんまり上手くできないし・・・)省略することにしました。

月曜日は布団、上靴など荷物が多くて、それらを何とかまとめて保育園に出発。いくら朝とはいえ、保育園まで自転車をこぐと汗だくになります。その後広島駅に行き、午前中は外病院の外来、午後は大学病院で外来をしました。

月曜日は夕方5時から乳腺グループのカンファがありますが、保育園のお迎えの時間があるので昨日は欠席しました。周りの先生は事情を分かっていただいているので、快く許可していただきましたが、やはりなんとなく後ろめたさを感じつつ、保育園へ。帰りは「トンネルを通りたい」と言い出して、暑い中遠回りをさせられ、ようやく帰宅しました。

帰宅してからは、晩御飯を準備し、片付け、お風呂、洗濯と怒涛の如く時間が過ぎ、お風呂で体を洗い始めた途端に「おしっこ!」とか言いだすもんだから、二人でトイレまで行って廊下がびちょびちょ、とかいうハプニングもあり、もう寝る時間に。まだ遊びたい娘を絵本でベッドまで誘導し、寝かしつけていたらいつの間にか自分も寝てしまって、気づけば深夜に。

というような感じでした。

 

自分にとっては普段とは違う日でしたが、働く子育て中の女性にとってはこれが普通の毎日だと思います。期間限定で、しかも子供一人とか余裕。という声も聞こえてきそうです。実際そうだと

思います。

 

普段から家事を分担できればいいんですが、今の仕事はどうしても朝は早く夜は遅く、日によっては当直で帰らない日もあり、ほとんどできません。

普段は平日の家事をしてもらっている立場ですが、今回はする立場になり、身をもって経験しました。

大変ですが、何も特別なことではなく多くの人がしていることです。その状況になれば、だれでもできます。だけど大変なのは間違いありません。私としては、大変以上に、長い時間一緒に過ごせるので幸せでした。

 

仕事の内容にもよりますが、我々外科医は急患、緊急手術、入院患者の急変など想定外の事態に遭遇することも多く、どうしたらワークとライフのバランスを取れるのか、結局まだよくわかりません。核家族化が進み、共働き世帯が主流になりつつありますが、家庭も、仕事も、プライベートも、「三方よし」のような感じにならないかなと思います。

 

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