風疹抗体価 | 助産師uticoが伝えたい 未来のいのちのために いまできること

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助産師uticoです^^
2019年9月、結婚を機に福岡から東京に拠点を移しタイトルも更新しました♡
夫と生活する中で感じたことを助産師目線でお伝えできればと思っています。

初めての方は、こちらを読んでください→はじめに


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今日は寒いですね


福岡とは思えない吹雪を横目に、熊本へ向かう新幹線の中から書いています


ベビーマッサージの勉強会に参加するためです


雪が降ったから休みます、といいたいトコロですが


次いつ開催されるかわからないので、頑張ります!



さて、ここから本題


風疹の発生が落ち着かない状況が続いていますが


ご自身の風疹抗体価はご存知でしょうか?


妊娠したら、初期採血で必ず調べます


8倍未満、8倍、16倍、32倍、64倍、128倍、256倍


といった表示になります


32倍あれば安心ですね


過去に風疹にかかっていても、ワクチンを接種していても


抗体価が下がることはあります


ですから、私たち医療者は定期的に抗体価を調べ


必要に応じて追加で予防接種を行います


毎年のように接種しても抗体価があがらない人もいれば


乳幼児の頃の罹患や接種で抗体価が持続する人もいます


なぜかはわかりません



ですから、妊娠中に感染しないためには、妊娠前に調べて


必要に応じて接種する


妊娠してからは、接種できないため


低い場合は、予防対策として、家族が罹患しないよう抗体チェックや予防接種をする


などが必要になるでしょう



特に、風疹に関して全妊婦で抗体価の確認が行われている理由として


妊娠初期の罹患により、胎児に先天性風疹症候群を認めるということが挙げられます


ですから、罹患しないよう予防策を講じることは


赤ちゃんのためでもあります


乳幼児の風疹ワクチンは2回接種です(麻疹との混合ワクチンです)


1回目は2歳までに、2回目は就学前の年に行います


忘れずに行いましょう



産婦人科の医師も同様の記事を書かれていましたのでリンクしておきますね→★コチラ





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