妊娠中、家では自分自身が主治医です | 助産師uticoが伝えたい 未来のいのちのために いまできること

助産師uticoが伝えたい 未来のいのちのために いまできること

助産師uticoです^^
2019年9月、結婚を機に福岡から東京に拠点を移しタイトルも更新しました♡
夫と生活する中で感じたことを助産師目線でお伝えできればと思っています。

初めての方は、こちらを読んでください→はじめに


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妊婦さんのおなかの張りや痛み


胎動が多い、少ない


便秘が続いている


などなど


それが「大丈夫」かどうかは自分自身で判断できるようになりましょう



例えば、風邪をひいて病院を受診するか


家で養生するかは、自分自身で決めますよね


それと同じです



妊娠中、定期健診の際には


医師または助産師が、経過に異常がないか判断します


ただ、それは妊娠中の一点もしくは一点を集めた経過に過ぎません


毎日の変化を線で見て判断できるのは、妊婦自身しかいないんです


自分自身の身体の変化を察して、これが異常なのか様子を見てもいいのか決めるのは自分です



私に、こういう状態ですが大丈夫ですか?という問い合わせもありますし


病院で働いていても、こういう状態で大丈夫かという問い合わせの電話は入ります


私も、病院で電話を受けるどのスタッフも


「心配なら受診してください」


としか言えないことがほとんどです


受診しないとわからないんですか?と聞かれることもあります


わかりません


電話やメールで何でもわかれば、定期健診はいらなくなります



逆に、「一昨日からおかしいと思っていたけど


妊婦健診があるからいいやと思っていた」


ということもあります



自分自身や赤ちゃんの身に起きるかもしれない


異常を察知できる感覚を養ってください


妊婦やママに求められているのは


医学的な視点ではなく「感じ」です


いつもと違う様子で嫌な感じがするのか


いつもと違う様子だけど特に気にならないのか


いつもと同じなのに、何となく不安なのか



人間には五感以外にも第六感といわれるものがあるでしょう


見て違うとか聞いて違うとか、明らかに説明できるものではない第六感


それで受診を躊躇する必要はありません


何となく気になって妊婦健診じゃないけど受診して


助かった命もたくさんあります


そうやって、自分の妊娠中に身体を見ることができたら


育児で必ず役に立ちます


赤ちゃんが具合が悪いのかどうかわからない


ということが少なくなるでしょう







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