前場の株式市況  225円高 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    6512.61    17.46    0.27%
ダウ工業株30種平均    45711.34    196.39    0.43%
ナスダック総合指数    21879.49    80.79    0.37%

Nikkei 225 FuturesNK1:IND  43,600.00JPY
+ 40.00 + 0.09%

NY株式は小幅高。225先物は小幅高。大阪先物はマイナスで始まる。

 

寄付きから9時5分現在

現物指数は反発のスタートです。銘柄は小安い銘柄が多い。

RSI銘柄はフジクラ、ククレブ、ドリームアーツ、が高い。

 

◇東証寄り付き 日経平均は反発 上げ幅200円、米利下げ観測支え
 10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ240円ほど高い4万3700円近辺で推移している。前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも海外勢の買いが主力株に先行している。アドテストやソフトバンクグループ(SBG)、フジクラなど人工知能(AI)関連の上昇が目立っている。
 9日の米株式市場でダウ工業株30種平均とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇し、そろって最高値を更新した。同日発表の米雇用統計の年次改定で過去の雇用者数が大幅に下方修正された。米労働市場の減速から、来週16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での米連邦準備理事会(FRB)の利下げがほぼ確実視され、株式には買い安心感が広がった。利下げが米景気を支えるとの見方から、リスク選好姿勢を強めた投資家の買いが日本株にも波及している。
 三菱UFJなど銀行株が上昇している。米ブルームバーグ通信が9日夕、日銀関係者の話として「国内政治情勢が混乱する中でも、年内利上げの可能性を排除しない姿勢だ」と伝えた。石破茂首相の辞意表明を受けて市場では日銀の早期利上げ観測が後退していた。年内の利上げ再開の可能性が残っているとの見方から、利上げの恩恵を受けるとみられる銀行株には買いが入っているようだ。
 東証株価指数(TOPIX)は小幅に上昇している。
 東エレク、コナミG、フジクラが高い。一方、ファストリ、ダイキン、テルモ、トヨタが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇新興株前引け グロース250が続落 個人が持ち高整理の売り
 10日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比3.64ポイント(0.47%)安の767.69だった。東証プライム市場の大型株と比べて新興銘柄はさえない値動きとなっているため、個人投資家から持ち高整理の売りが出ている。
 市場では「9月末に中間配当の権利付き最終売買日を控えて個人投資家の関心は東証プライム市場に上場する高配当銘柄などに関心が向かいやすく、東証グロース市場銘柄には資金が入りづらい」(ネット証券の情報担当者)との指摘があった。
 グロース市場ではジーエヌアイやサンバイオが売られ、QPS研究所やSynsなどの宇宙関連株が買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇東証前引け 日経平均は反発 海外勢の買いで一時最高値上回る
 10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比225円00銭(0.52%)高の4万3684円29銭だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが米景気を支えるとの見方から前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも海外勢などの買いが相場を押し上げた。アドテストやソフトバンクグループ(SBG)がけん引して8月18日の最高値(4万3714円)を一時上回った。上値では利益確定売りも出やすく、伸び悩む場面もあった。
  9日の米株式市場でダウ工業株30種平均とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が上昇し、そろって最高値を更新した。同日発表の米雇用統計の年次改定で過去の雇用者数が大幅に下方修正された。米労働市場の減速から、来週16~17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でのFRBの利下げがほぼ確実視され、株式には買い安心感が広がった。利下げが米景気を支えるとの見方から、リスク選好姿勢を強めた投資家の買いが日本株にも入った。
 アドテストなど人工知能(AI)関連のほか、業種別では銀行の上昇が目立った。米ブルームバーグ通信が9日夕、日銀関係者の話として「国内政治情勢が混乱する中でも、年内利上げの可能性を排除しない姿勢だ」と伝えた。石破茂首相の辞意表明を受けて市場では日銀の早期利上げ観測が後退していた。年内の利上げ再開の可能性が残っているとの見方から国内長期金利が上昇し、利上げの恩恵を受けるとみられる三菱UFJなど銀行株に買いが入ったとみられる。
 「逆張り志向」とされる個人投資家についても「相場の先高観の根強さから買い姿勢の個人も多い」(国内証券)との声が市場では聞かれるなか、日経平均は10時前に上げ幅を270円程度まで広げて再び最高値を上回る場面があった。10時以降、日経平均の上値は重かった。今週に入り、10時以降に株価指数が上げ幅を縮小する展開が続いており、国内機関投資家が午前の中ごろから持ち高調整の売り圧力を強めているとの見方が聞かれている。トヨタなど自動車株で下げる銘柄が多かった。
 東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは前日比11.22ポイント(0.36%)高の3133.34だった。JPXプライム150指数も反発で前場を終えた。
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1101億円、売買高は9億6605万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は955、値下がりは576、横ばいは88だった。
 コナミG、ソニーG、住友電が上昇した。一方、ファストリ、ダイキン、リクルート、デンソーが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕