| 31714.03 | -1298.55 | -3.93% | 反落 | ||
| RSI | 日足 | 22.2% | |||
| 動いた | フォロー銘柄 | (+1% | 以上) | ||
| コード | 社名 | 週足 | 日足 | 株価 | 前日比 |
| 149A | シンカ | C | 1 | 1071 | 50 |
| 3197 | スカイラーク | C | 1 | 2850.5 | 48 |
◇東証大引け 日経平均は急反落 関税発動でリスクオフ
9日の東京株式市場で日経平均株価は急反落し、終値は前日比1298円55銭(3.93%)安の3万1714円03銭だった。米中貿易摩擦の激化懸念や、米相互関税の発動を受けた景気下押しへの警戒感で投資家のリスクオフ(回避)の売りが優勢だった。円高・ドル安の進行も投資家心理の重荷となった。日経平均の下げ幅は一時1700円を超えた。
トランプ米政権が世界各国の輸入品に課す相互関税をめぐり、日本時間9日13時1分に上乗せ関税が発動した。日本には計24%、中国には累計104%の関税をかける。関税賦課に伴う世界景気の下押しに対する警戒感が強まり、投資家のリスク許容度が急激に低下した。東京市場では幅広い銘柄に売りが出て、全面安の展開となった。
相互関税をめぐって中国側は「最後まで戦う」としてさらなる報復も示唆しており、米中貿易摩擦が激化するとの見方は強い。東京市場ではファナックや安川電など中国関連とされる銘柄への売りも目立った。米相互関税の上乗せ関税発動を受けて外国為替市場では一時、円相場が1ドル=144円台と円高・ドル安が進み、投資家心理の重荷となった。
朝方から日経平均は大幅安で推移した。関税をめぐる米中対立の激化を嫌気して、8日の米株式相場が下落した流れを引き継いだ売りが日本株に先行した。前引けにかけては押し目を拾う動きが見られ、下げ幅を縮める場面もあった。
いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長は「足元の日本株の水準は数字だけで見れば割安だが、決算発表シーズンを前に各社の業績に対する不確実性は高く、投資家心理が好転するきっかけに乏しい。引き続き、関税に関するニュースで日本株相場は左右されそうだ」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は82.69ポイント(3.40%)安の2349.33だった。JPXプライム150指数は反落し、36.88ポイント(3.46%)安の1027.93で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5295億円、売買高は27億5165万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1473と全体の約9割を占めた。値上がりは148、横ばいは16だった。
アドテストやファストリ、リクルートが下げた。一方、日製鋼やJR西日本、イオンは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
9日の東京株式市場で日経平均株価は急反落し、終値は前日比1298円55銭(3.93%)安の3万1714円03銭だった。米中貿易摩擦の激化懸念や、米相互関税の発動を受けた景気下押しへの警戒感で投資家のリスクオフ(回避)の売りが優勢だった。円高・ドル安の進行も投資家心理の重荷となった。日経平均の下げ幅は一時1700円を超えた。
トランプ米政権が世界各国の輸入品に課す相互関税をめぐり、日本時間9日13時1分に上乗せ関税が発動した。日本には計24%、中国には累計104%の関税をかける。関税賦課に伴う世界景気の下押しに対する警戒感が強まり、投資家のリスク許容度が急激に低下した。東京市場では幅広い銘柄に売りが出て、全面安の展開となった。
相互関税をめぐって中国側は「最後まで戦う」としてさらなる報復も示唆しており、米中貿易摩擦が激化するとの見方は強い。東京市場ではファナックや安川電など中国関連とされる銘柄への売りも目立った。米相互関税の上乗せ関税発動を受けて外国為替市場では一時、円相場が1ドル=144円台と円高・ドル安が進み、投資家心理の重荷となった。
朝方から日経平均は大幅安で推移した。関税をめぐる米中対立の激化を嫌気して、8日の米株式相場が下落した流れを引き継いだ売りが日本株に先行した。前引けにかけては押し目を拾う動きが見られ、下げ幅を縮める場面もあった。
いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長は「足元の日本株の水準は数字だけで見れば割安だが、決算発表シーズンを前に各社の業績に対する不確実性は高く、投資家心理が好転するきっかけに乏しい。引き続き、関税に関するニュースで日本株相場は左右されそうだ」とみていた。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は82.69ポイント(3.40%)安の2349.33だった。JPXプライム150指数は反落し、36.88ポイント(3.46%)安の1027.93で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆5295億円、売買高は27億5165万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1473と全体の約9割を占めた。値上がりは148、横ばいは16だった。
アドテストやファストリ、リクルートが下げた。一方、日製鋼やJR西日本、イオンは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
グロース250が急反落、サンバイオなど下落=新興市場・9日 株式新聞
東証グロース市場250指数が急反落。貿易戦争への警戒感から再び株安傾向となり、新興市場も全面安商状。カバー<5253.T>、サンバイオ<4592.T>など主力株が下落。GENDA<9166.T>やispace<9348.T>の下げも目立った。クオリプス<4894.T>、Heartseed<219A.T>は上昇。スタンダードではハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が安値を更新した。
[ 株式新聞速報ニュース ]
東証グロース市場250指数が急反落。貿易戦争への警戒感から再び株安傾向となり、新興市場も全面安商状。カバー<5253.T>、サンバイオ<4592.T>など主力株が下落。GENDA<9166.T>やispace<9348.T>の下げも目立った。クオリプス<4894.T>、Heartseed<219A.T>は上昇。スタンダードではハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>が安値を更新した。
[ 株式新聞速報ニュース ]