前場の株式市況 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    4982.77    -79.48    -1.57%
ダウ工業株30種平均    37645.59    -320.01    -0.84%
ナスダック総合指数    15267.91    -335.35    -2.15%

Nikkei 225 FuturesNK1:IND  32,140.00JPY
 ー960.00 ー 2.90%

NY株式は反落。225先物は大幅安。

 

寄付きから9時15分現在

現物指数は反落のスタートです。構成銘柄は全面安です。売り気配銘柄は少数です。

RSI銘柄は比較的小幅の値下がりです。

 

◇東証10時 日経平均は一段安、一時1300円下落 きょう上乗せ関税発動
 9日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段安となり、前日比1000円ほど安い3万2000円台前半で推移している。下落幅は一時1300円を超えた。8日の米株式相場の下落を受けて日本株は全面安の展開となっている。円高・ドル安の進行による採算悪化懸念でトヨタなど輸出関連が安い。米政権が世界各国の輸入品にかける相互関税の上乗せ税率が日本時間9日13時1分に発動予定で投資家のリスク回避姿勢が強い。
 10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3691億円、売買高は6億9050万株だった。
 アドテストやファストリ、ファナックが下げ幅を拡大している。一方、ZOZOや日製鋼、JR西日本は上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇新興株前引け グロース250が反落、個人の心理冷え込む
 9日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比16.49ポイント(2.80%)安の572.68だった。米国による相互関税への警戒から同日の日経平均株価が再び大幅安となったことで個人投資家の心理が冷え込み、新興市場でも売りが優勢となった。
 グロース市場ではフリーやGENDAが下落した。一方、ハートシードやセルシードは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)

 

◇東証前引け 日経平均は大幅反落 一時1300円安、貿易摩擦懸念で

 9日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、午前終値は前日比865円54銭(2.62%)安の3万2147円04銭だった。8日の米株式相場が下落した流れを引き継いだ売りが日本株にも出て、全面安の展開となった。米中貿易摩擦による景気下押しへの懸念や外国為替市場での円高・ドル安の進行は投資家心理の重荷となった。下げ幅は1300円を超える場面があった。

 8日の米株式市場ではダウ工業株30種平均やハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数など、主要な株価指数が下落して終えた。東京市場ではアドテストなど値がさの半導体関連をはじめ幅広い銘柄に売りが出て、全面安の展開となった。

 日本時間9日13時1分には世界各国の輸入品にかける相互関税の上乗せ税率が発動予定となっているのも投資家心理の重荷となった。中国による米追加関税に対する報復措置をめぐり、レビット米大統領報道官は8日の記者会見で「中国に(あわせて)104%の関税を深夜に課す」と話した。中国側は「最後まで戦う」としてさらなる報復も示唆しており、米中貿易摩擦の激化による景気下押し懸念は強い。東京市場でも、中国関連の一角であるファナックや安川電が下落した。

 外国為替市場では円相場が1ドル=145円台後半と、前日夕時点から円高・ドル安が進行している。日米関税交渉で為替に関する話があるとみられ、市場では「足元の日米金利差は縮小傾向だが、日米間で円安是正に関する話が出るとの警戒感から円安・ドル高が進みづらいのだろう」(大手証券)という見方もあった。円高進行を受けて、輸出関連の代表格であるトヨタなど自動車関連の下げが目立った。

 東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは51.18ポイント(2.10%)安の2380.84だった。JPXプライム150指数も反落し、21.98ポイント(2.06%)安の1042.83で前場を終えた。

 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2763億円、売買高は11億314万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1467と全体の9割弱を占めた。値上がりは150、横ばいは19だった。

 ファストリやTDK、リクルートが下げた。一方、ZOZOや日製鋼、ベイカレントは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕