株価は反発 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  38552.06 743.3 1.97% 反発  
  RSI 日足   64.9%  
           
           
動いた フォロー銘柄 (+1% 以上)    
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
5892 yutori C 1 2546 171
2371 カカクコム D 1 2496.5 110
5929 三和 D 2 3879 59
4443 Sansan C 1 2058 56
5991 ニッパツ C 1 1858.5 36.5
4896 ケイファーマ C 1 777 21

 

NQN◇東証大引け 日経平均、大幅反発 首相発言で買い、円安追い風
 3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、終値は前日比743円30銭(1.97%)高の3万8552円06銭だった。外国為替市場での円安・ドル高基調を背景に、自動車や機械など輸出関連を中心に幅広い銘柄に買いが入った。前日に米半導体の上昇が目立った流れを引き継ぎ、値がさの東エレクやアドテストなど関連株も上昇。日経平均の上げ幅は一時1000円を超えた。
 金融正常化に積極的な「タカ派」とみられていた石破茂首相が2日夜、日銀の植田和男総裁と面会後、早期の追加利上げに否定的な見解を示したことから、株式市場の投資家心理が上向いた。3日の円相場は午前に一時1ドル=147円台前半とおよそ1カ月半ぶりの円安水準となり、144円台前半だった前日夕から3円ほど下落。円安が進むと収益にプラスに働きやすいトヨタやファナックなど輸出関連株が買われた。海外短期筋による株価指数先物への断続的な買いも入り、日経平均を押し上げた。
 午後は円相場の下げ渋りとともに、輸出関連株への買いが一服。日経平均は3万8600円前後で推移した。足元で中東情勢の不透明感が強まっているほか、4日には9月の米雇用統計の発表もある。目先は中東や米指標のニュースで市場の状況が一変する可能性があり、積極的な買いを入れにくいとの声が出ていた。石破首相の発言や姿勢が自民党総裁選前から変化したことで「首相の本当にやりたい内容がわかりにくい」(レオス・キャピタルワークスの福江優也シニア・トレーダー)との受け止めもある。
 東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は31.75ポイント(1.20%)高の2683.71だった。JPXプライム150指数は反発し、16.49ポイント(1.38%)高の1209.86で終えた。
 東証プライムの売買代金は概算で4兆2946億円、売買高は19億664万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1291。値下がりは309、横ばいは45だった。
 ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、第一三共が上げた。一方、円安進行で収益にマイナスの影響が及びやすいニトリHDが下げた。日銀の利上げ観測の後退に伴い、りそなHDやみずほFGなど銀行株も下落した。 
〔日経QUICKニュース(NQN)〕