株価は3日ぶり反落 日足RSIは3日ぶり50%割れ | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  38876.71 -258.08 -0.66% 3日ぶり反落  
  RSI 日足   47.0%  
        3日ぶり陰転  
           
動いた フォロー銘柄 (+1% 以上)    
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
6146 デイスコ C 1 61970 1580
5019 出光興産 C 1 1092 18.5

 

NQN◇東証大引け 日経平均、3日ぶり反落 日中値幅が今年最小、FOMC控え様子見
 12日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比258円08銭(0.66%)安の3万8876円71銭だった。米国時間12日に5月の米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、持ち高調整の売りが優勢だった。11日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落したほか、外国為替市場で円相場がやや円高・ドル安に振れたことも重荷だった。海外短期筋とみられる先物売りが断続的に出て、日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。
 日経平均はこのところ心理的節目の3万9000円を上回る水準で推移していたこともあり、利益確定の売りが出やすかった。FOMCの結果を見極めたいとの雰囲気も強く、日中値幅(高値と安値の差)は136円63銭と今年最小、東証プライム市場の売買代金は概算で3兆3653億円と今年2番目の少なさだった。
 日銀が14日まで開く金融政策決定会合では国債の買い入れ減額に踏み切るとの観測が出ている。東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「日銀が今回の会合で追加利上げを決めるとの見方も一部にあり、投資家の警戒感につながりやすい」と話していた。前日の米ハイテク株高を背景に半導体関連の一角は底堅く推移し、日経平均は下げ渋る場面もあった。
 東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は20.36ポイント(0.73%)安の2756.44だった。JPXプライム150指数も続落し、9.19ポイント(0.75%)安の1213.09で終えた。東証プライム市場の売買高は15億127万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は954。値上がりは619、横ばいは73だった。
 ファストリやダイキンなど値がさ株が売られた。リクルートも下げた。一方、11日の米株式市場でアップル株が急伸したのを背景にTDKや村田製などの電子部品株は上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕