株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5291.34 7.94 0.15%
ダウ工業株30種平均 38711.29 24.97 0.06%
ナスダック総合指数 16857.05 28.38 0.17%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,450.00JPY
ー300.00 ー 0.77%
寄付きから9時8分現在
NY株式は小幅高。225先物は下落。
現物指数は続落のスタートです。銘柄は全般安です。
RSI銘柄はケイファーマ、yutori が高い。
日経平均は437円程度安、円高で弱含み続く=5日前場
株式新聞
5日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比437円程度安い3万8399円前後で推移。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して、円高方向に傾いていることから、輸出関連銘柄を中心に朝方から売りが先行。午前9時58分には、同487円72銭安の3万8349円74銭を付けるなど、弱含みで推移する。現地4日の米国株式市場は、米4月雇用動態調査(JOLTS)の内容が弱く、利下げに進みやすくなるとの見方が台頭。NYダウが反発、ナスダック総合指数も続伸した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比325円安の3万8425円だった。
業種別では、全33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇している。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株が下落。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も安い。INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、伊藤忠<8001.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も軟調。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、三井金<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も弱い。一方、三井不<8801.T>、菱地所<8802.T>などの不動産株や、エーザイ<4523.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株が高い。
個別では、博報堂DY<2433.T>、レーザーテク<6920.T>、あいHD<3076.T>、アイネット<9600.T>、千葉興銀<8337.T>などが下落。半面、永谷園HD<2899.T>(監理)、ガンホー<3765.T>、Uアローズ<7606.T>、アンビス<7071.T>、霞ヶ関キャピ<3498.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前10時2分時点で、1ドル=155円台の前半(4日は155円38-40銭)、1ユーロ=169円前後(同169円20-24銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は続落 金利低下で銀行に売り、半導体も下落
5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比309円86銭(0.80%)安の3万8527円60銭だった。前日の米株式市場で半導体関連銘柄が下落した流れで東エレクやアドテストがそろって下落して相場を押し下げた。一方、日米の長期金利低下で不動産株などには買いが向かい、相場を下支えした。
日経平均は500円近く下落する場面があった。主要な米半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4日に0.7%下落したのを受け、東京市場でも半導体関連に売りが膨らんだ。米空売り投資家が「不正会計の典型的な事例」と指摘したレーザーテクはきょうを入れて7日続落と下げが目立っている。
4日発表の4月の米雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人件数が2021年2月以来の低水準となり、発表後に米長期金利は低下した。米長期金利の低下につれて5日の国内債券市場では長期金利が一時1%を下回った。業種別では金利の上昇局面で買われてきた保険や銀行といった金融セクターが大きく下げた。半面、金利低下が業績の追い風になりやすいとされる不動産株は上昇した。日経平均の構成銘柄では三井不や住友不が買われた。
厚生労働省が5日朝に発表した4月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で0.7%減少し、25カ月連続でマイナスとなった。日銀の早期利上げ観測を後押しする材料にはなりづらいとの受け止めが多かった。
国債買い入れを巡っては、ブルームバーグ通信が4日夕に日銀が来週の金融政策決定会合で「長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する公算が大きい」と伝えた。ただ、減額のペースなど踏み込んだ方針まで示すかは慎重な見方もあるなかで、日銀の政策修正を織り込む動きはきょうの午前は強まらなかった。日経平均も前引けにかけては下げ渋った。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは32.24ポイント(1.16%)安の2755.24だった。JPXプライム150指数は反落で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3978億円、売買高は8億6061万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1164と全体の約7割を占めた。値上がりは430、横ばいは54だった。
リクルート、トヨタ、KDDI、豊田通商が下落した。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリ、ソニーG、ニトリHDが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕