古き八十男のタイムマシン 何のために生きるか(70代から80代) | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

学生時代から就職・結婚まで  

 

親の庇護のもと、親の期待に背かないように、学生生活を送り、それなりの就職を実現し、少しでも親に給料の一部を渡せるようになる。

いわば、親と家族のために生きる時期です。

 

結婚して新しい家族を形成する、親の庇護から離れる

 

就職して経済的な自立が最も要求される。夫は会社生活が最優先になり、妻に家庭の管理はすべて任せざるを得ない。家族が増えるに従い、住生活の充実が必要になり、子供の学費負担が急増していく。

ますます、収入拡大が必要になり、会社生活は過酷な時期になってくる。

そして、子供が学生生活を終了して、巣立って行く時期を迎える。子供が就職してやがて結婚して新たな家庭を築く。

結果的には会社のために生きる、良きにつけ悪しきにつけ、会社人間に徹さざるを得ない時期です。

 

そして夫婦だけの生活に到達する

 

会社生活をリタイアして、限られた収入と資産をベースにして、夫婦二人の生活が始まります。

ひとにより、再就職をして、収入を図ったり、資産運用により資産を増やそうとしたりする人もいます。

しかし、会社人間として生きて来たために、家庭を後回しにしてきたつけが回ってきます。

そして、会社生活で疲弊した体、健康の回復が必要になります。

会社生活を終えて、人生を消耗して、命を落とす例も見受けられます。

これまでの人生を振り返り、総括してみれば、最も必要なことは、家庭を守ってきた、妻への恩返し、妻のいままでの働きに報いることです。

 

最後に70代80代は妻の幸せのために生きる時期と結論づけられます。

それまでに積み上げてきた人生経験をフルに生かして、妻の喜びを最大限に引き出していくことです。なかなか慣れていないことですが、やりがい、生きがいとすれば、人生100年への道も開けてきましょう。