日経平均株価がついに38000円に顔をのぞかせました。1989年12月29日の38915円の最高値が見えてきました。ということでその後はどうなったか・・・
1989年の大発会は 30244円(2024年は33288円)
4月3日33042円(ほぼ今年の大発会レベル)
5月8日34135円 (1月10日34441円)
8月16日35084円 (1月11日35049円)
11月21日36060円 (1月22日36546円)
11月29日37021円 (2月13日37963円)
12月13日38062円
以上が高値までの道のりでした。33000円から高値までは約9か月かけました。
現在の株価は約1か月半で38000円近くまで上り詰めています。猛スピードですね。
さて、高値を付けた翌年の株価はどうなったか。
1990年2月26日には33322円まで急落しました。
4月2日には28002円、9月28日には20984円に達しました。9か月で46%の下落となりました。
9か月で18%の上昇で最高値を付けた株価はその後9か月で46%、3倍近い下落になりました。
株価の上昇や下落の要因は時代により様々なものがありますが、共通していますのは、株価は買い方と売り方の需給関係で最終的には決定されているということです。
過去最高値が見えてきた現在、過去の姿、道筋を知っておくことも有意義ではないでしょうか。