ちょっと前から
流行り始めている
スパゲッティ アッラッサシーナ
Spaghetti all'assassina
つまり
暗殺者のパスタ
とか
殺人者のパスタ
とか言われてます
前にも書いたけど
イタリアの料理名ってひどいですよね
以前の貧乏人のパスタもそうでした
このパスタは
フライパンひとつ
でつくります
オリーブオイルでニンニクを熱して
オイルに香りを移したら
ニンニクを取り出します
そのオイルに茹でてないパスタを
ドバっと直接投入
全体にオイルを馴染ませ
軽く焦げ目を付けます
トマトケチャップ
(トマトピューレならもっとよろしいかと)
そして水150ccくらい
ここでパスタの上に
さっき取り出したニンニクと
玉ねぎやソーセージなど
お好みの具材を投入
先に具材を炒めて用意しないで
ここから一緒に炒め始めるのは
ワタクシ流のアレンジです
水分が無くなってきたら味見して
パスタが固ければ更に水を足します
味が薄すぎたので塩やケチャップも足しました
ちょいちょい水を入れました
茹で時間10分のパスタでしたが
軽く10分以上はかかりました
インスタント袋麺の
ホンコンやきそばとか
日清焼そばとかの
麺に水を吸わせながら
調理する方法と
そっくりです
パスタが好みの固さになったら
完成です!
一旦油で揚がったパスタを
茹でてるようなもんです
これがなかなか美味しいのです
日本人に馴染みのある感じ
なんだろう
梅蘭の焼そばのような?
アルデンテとは違った
バリッとした麺の感じ
料理研究家リュウジさんのバージョン
Aosトラットリアさんのバージョン
作り方の細部はそれぞれ違いますが
大きな流れは一緒です
この作り方結構ハマります
難しいテクニックはいらないし
火加減もいい加減でOK
時間もいい加減でOK
好きな固さになればOK
フライパンひとつで済みます
キャンプなどで夜更けに
だらだらと酒でも飲みながら
のんびりと適当に作るのも
いいかもしれません
後で知ったけど暗殺者の由来は
辛い味付けのことという説もありますし
煮詰まったトマトソースがシャツにはねると
返り血のようにみえるからという
諸説もあります
お焦げパスタのことかと思いましたが
その定義は良くわかりません