声を大にして言いたい。
チキンラーメン！
たまごポケットに生たまごのせて作ってもパッケージの写真みたいにならないから！
たまごを常温にしとけだの、
丼を温めておけだの、
白身目がけて熱湯かけろだの、
フタをしろだの、
試せることはすべてやりました。
しかし！
ならないから！
まあ、熱々の月見そばだって最後まで固まらないですからねえ。
いっそ生たまごのまま、月見ラーメンでいいと思うのですが。
そして以前はたまごポケットはなかったし、たまごのせをこれほど強要してなかったとも思います。
とはいうものの歴史的発明のチキンラーメンです。
この味は、たまに無性に食べたくなります。
でもカップ麺と違ってそのままだと具がないのが寂しいです。
そこで、セブンイレブンのシビレチキン（写真左、税込138円）をのせて食べてみました。
意外なほどよく合って、美味しかったのです。
その時はシビレチキンをそのままドーンとのせただけでしたので、絵的にも味的にも容易に想像がつくでしょうし、あまりにも普通すぎてインパクトありません。
そこで、外出自粛中だし時間もたっぷりあるので、もう少しアレンジをしてみましたよ。
いわゆる「ちょい足し」じゃなく
「ちゃんと足し」です。
目指せ、ニュータンタンメン！
チキンラーメンを川崎溶き卵系タンタンメンへ！
チキンラーメンとシビレチキン以外に、
●生たまご、一個
●豚ひき肉（たまごと同量くらいあれば十分ですが半分でもいいです）
●ニンニク、2～3片の粗みじん
●粗挽き唐辛子、キムチ用の辛さ控え目の。（一味唐辛子でも可、なんなら無くてもOK）
まず、湯を沸かします。
袋には450mlとありますが、沸騰させるので500mlにします。
豚ひき肉とニンニク入れて、煮ます。
ん、出てきたアクはどうするかって？
それも味のうちなので取りません。
溶いた生たまごを少しずつ注いでかきたまにしましょう。
チキンラーメンには、生よりかきたまの方が絶対合うと思うのです。
あ、生たまごのせを否定してるのではありませんよ。
まだ言ってる・・・
そしてチキンラーメンをかきたまの下へ沈むように入れます。
麺を入れてから、１分煮ます。（お好みで２分でもＯＫ）
そして唐辛子。
辛いの苦手な人や粗挽き唐辛子がない人は、すっ飛ばしてＯＫ。
食べるときに、手持ちの一味や七味を好みで振ればいいです。
具材の入れる順番はひき肉に火が通ればＯＫなのであとは適当でも大丈夫。
出来上がり直前にニンニク入れれば、ほとんど生状態で匂いも辛味も強烈です。
外出自粛は、ある意味ニンニクを楽しむチャンスですから、辛党や二郎系が好きな人は是非ガツンと強烈な生っぽいニンニクを味わいましょう！
家族にはヒンシュクかもしれませんけど。
逆に最初から入れて煮ると辛味がマイルドになります。
まあ味が良くなるのには変わりありません。
これだけでも、かなり美味しいですぞ～。
味付けはチキンラーメンの味だけ、です。
他に塩だの醤油だのは使いません。
これ、思った以上にニュータンタンメン味のスープ！
やってみて大発見です
本家と違って細麺ですが、かなり再現できてます。
さらに、切ったシビレチキンをトッピング。
シビレチキンラーメン、完成！
彩りが寂しかったので、ニラも刻んでのせます。
チキンラーメンは茹でると麺がアルファ化してツルツルになり美味しいです。
そしてスープ成分がきちんと汁に移行します。
シビレチキンは衣の赤さから激辛に見えますが、常識の範囲の辛さです。
中華風に味付けしてありそのままで食べて美味しくできてます。
これをチキンラーメンにのせると、チキンの相乗効果でとても合うんです。
ちなみにファミチキはちょっと洋風なスパイスブレンドなのでサッポロ一番の塩や味噌に合いそうですよ。
チキンラーメンのアレンジレシピ、検索するといろいろありますがこんな時期です。
「ちょい足し」ならぬ「ちゃんと足し」で、楽しんでみてはいかがでしょう。
辛い物やニュータンタンメンが好きでしたら、是非オススメです。
チキンラーメンアレンジのナンバーワンだと思います。
（個人的にです・・・）
ちなみに、シビレチキンなしでも十分いけますよ。
以前、つけ麺専用中華麺で再現したときのブログ、参考までに。
