あ、再現と言っても完コピではありません。
お手軽なんちゃって家二郎です。
まず二郎特有の麺の太さとゴワゴワ感。
市販の中華麺ではそこまでのはありません。
そこで半生タイプの讃岐うどん。
かけうどんにするには13分茹でて水で締めるのですが、かなり短めにし4~5分茹でることにします。
重曹でうどんを茹でると中華麺っぽくなる、と言われてます。
ということで、大さじ1~2杯(適当でOK)溶かします。
一人前150g(茹で前のうどん)としました。
泡がすごく吹きこぼれやすくなるので目を離せませんが。
湯切りしてそのまま熱々状態で使います。
水で締めません。
締めると特有の弾力が出て本当のうどんになってしまいます。
(そりゃそうだ、うどんですから)
ちゃんと重曹のアルカリで麺が黄色っぽくなりますが・・・
言うほど中華麺って感じでもありません。
しかし短時間で固茹でして水で締めなければゴワゴワした二郎っぽい感じになるのです。
やっぱりこの太さですよ!
うどんですから、麺に塩を感じますけど。
作ってみてわかりましたが、お店ではこの倍近い量が小ラーメンだと思います。
そして大量に用意したはずのヤサイが意外としょぼい量に見えます。
ということはお店のは相当な量のモヤシを使っているのですね。
スープはトッピング用の野菜を茹でたお湯に醤油、麺つゆ少々、中華だし少々。
市販のチャーシューにくっついていた煮凝りと脂身も一緒に煮てます。
ちなみに、醤油、砂糖またはみりん少々、中華だしか旨味調味料でも十分二郎っぽくなります。
ただ、砂糖やみりんは味見しながら加えていきましょう。
甘味が増えすぎるとすき焼きっぽいくなりうどんのつゆになってしまいます。
まあ、それはそれで美味しいですけど。
ニンニクは絶対入れ過ぎて下さい!
刻みニンニクたっぷりと。
おろしニンニクでもOK
これで味の大半が決まります。
家系と違って二郎系のスープは乳化させておらず、あまり凝ってない感じなのです。
よって市販の豚骨醤油のラーメンスープ使うと二郎じゃなくて普通に豚骨醤油ラーメンになるのでご注意。
ラーメン二郎のwikiにもあります。(ジロリアンのとこです。)
二郎のラーメンが特別に美味しいわけではないが、食べずにいられない
二郎はラーメンではなく二郎という食べ物である
やっぱりカネシ醤油?とも思いましたが普通の醤油でもそれっぽくなりますんで、味見しながら作ればなんとかなりますよ。
ただ背脂が無かったのは致命的でした。
チャーシューの脂身だけじゃ足りないです。
いい線まで行ったけどやっぱり罪悪感たっぷりの脂のパンチがないと二郎を名乗れません。
背脂も自作してみようかな。
夢の背脂無限マシマシできますし。←キケン!