オレンジと緑
先週、大学の時の同級生のまりちゃんがイギリスから
会いに来てくれました。
アトリエが同じだったのでよく話しをしていました。
ある時・・・まりちゃんから
「 コイ君の絵は描き始めはすごく綺麗なのに、
どうして最後までこの感じで描かないの?」と言われて
僕は
「う~ん、綺麗なだけじゃ、駄目なんだよね。。。」
と答えました。
僕はこの話をした5年くらい前から、ず~とこの問題を
自問自答していました。
アムスに来て、違う国から来たアーティスト達は作品を
見たりするとBeautifulという言葉を頻繁に使います。
本当に純粋に言葉にでるのです。
まりちゃんが約2年半前から書いているブログ
「 オレンジと緑 」 はとても美しい文章と写真の組み合わ
せで日々の事などが書かれています。
しかし、ただ美しいというだけではなくて、そこには彼女に
しか表現できない言葉選びのセンスと読者をやさしく
包み込むような、ある魔法がかけられているのです。
その魔法に見事にかかってしまった僕は毎日、
ブログのチェックを欠かしません。
いや、欠かせなくなってしまったのです。
そんなまりちゃんのブログに僕は3回も記事を書いて
もらっているので、とても嬉しいです。
ちなみに今回のアムス滞在の記事 ではライクス・アカデミー
や僕のスタジオなども紹介してもらっています。
イギリスから帰国前の忙しい時期に来てくれて、
本当にありがとね!!
来年1月の個展では、「 美しい先の何か? 」が表現できる
ように頑張ります。