美術作家 肥沼義幸の制作日記 -997ページ目

Paradiso Amsterdam Mars Volta Live 

78日、楽しみにしていたマーズ・ヴォルタ

ライブに行ってきました。場所はParadiso。

事前にライクスの食堂で働いているイエルから

「Paradisoは教会を改装したライブハウスで

小さいけれど音が凄くいいんだよ~!!」

と聞いていました。


会場に着くと本当に教会で、ステンドグラスの

前にバンドのデザインシートが掛けられてい

した。僕は制作が長引いてしまい、開場時間から

少し遅れて入ったので、すでに1階前の方は

人がいっぱいでした。

オランダ人男性の平均身長は185cmらしい

ので、即1階はあきらめて、ビールを買ってから

2階へ向かいました。

ちなみにParadisoは3階まで席があります。

開始時間が近ずくにつれて、異様な熱気に包まれ

ていきました。


20時40分あたりから、オープニングの

Fistful of Dollarsが流れてメンバーが

ステージへ。短めのジャムからGoliathでスタート。



ライブの曲順と曲名は全部は覚えられませんで

したので間違っているところもありますが、記憶の

中の曖昧なセットリストは以下になります。


1 Goliath

2 Cotopaxi

3 Roulette Dares

4 Viscera Eyes

5 Halo of Numbutals

6 Cygnus...Vismund...Cygus

7 Teflon

8 Ilyena

9 Desperrate Graves

10 Cicatriz ESP

11 Luciforms

12 The Widow

13 Wax Simulacra


約2時間半は、あっという間で新アルバム

「 八面体 - Octahedron -  」から5曲も

聞けたのがよかったです。

そして、この日のハイライトは中盤のCugnus...

の後半10分。極上のカオス世界を見せて

くれました。もう色彩がぐちゃぐちゃ絡み合った

ような感じ。

アブストラクトなパートから一気に曲が具体化

してくる様はやはり圧巻で鳥肌が立ちました。

2階から全体が見えたのも良かったです。

もう最後の方は、まったく訳がわからなかった。

素晴らしい!!

圧倒的なパワーとエネルギーを感じました。

新ドラマーのトーマスも凄かった。


もう6年ぐらいマーズを聞いているけれども、

これほど心にきたバンドはいなかったし、

聞けば聞くほど新しい発見があったりして改めて

マーズ・ヴォルタは凄いなぁとしみじみ思いながら

帰路につきました。