竹を挿し木したら・・・ | ダバオも良いけどタグムもね

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ミンダナオ島TAGUM CITYでの生活とフェスティバルを紹介しています
2019年8月からフィリピンでストーマ生活しています。

先日奥さんのお姉さんから竹を貰いました。

これです。


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NO1
緑の線が入っていて私は初めて見る竹でした。
これを挿し木するので水を吸わせているところです。


じつはこの前に同じ竹を3本貰いました。

挿し木すると生えてくるからやってみなさいというのです。

私は竹が挿し木で増えるなんて嘘だろうと思いながらもやって見ました。



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NO2
貰った竹を3本挿し木しました。
鉢に入れた土に竹を挿しただけです。




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NO3
挿し木して3週間ぐらい過ぎたところ芽が出ているじゃないですか、エ~本当だとお姉さんに報告したらまた竹を一本持って来たという事なんです。



じゃー竹に根っこが生えたのかなと抜いて見ました。




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NO5
根は生えていません。
竹というのは水を吸い上げるのが上手なんですかね。
下の節からも芽が出ています。




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NO6
これも見にくいですが芽が出ています。
3本中2本から芽が出ました。
しかしこの竹は枝が出る部分が普通の竹のようにすっきりしてないですね。



この竹はなんなのか調べてみました。


日本にもあります。
イネ科 ホウライチク属 キンシチク(金糸竹)
学名 Bambusa vulgaris f. striata.
地下茎が横走りせず、株立ち型になる熱帯性の竹
原産地マダガスカル~東南アジア


緑の縦じまが綺麗で観賞用に植えている事が多いそうです。

古代から竹と人間との関わりは深いものがあります。

フィリピンでは家作りには欠かす事の出来ない材料ですし、ベッド、椅子、その他の

家具にも沢山使われています。


フィリピンではバンブーダンスが有名ですし、竹編みの製品も沢山ありますが竹の

子を食べる事は無いのでしょうか。

マーケットでも竹の子を見た事がありません。

食べて美味しい竹の子が出来ない種類の竹なのかもし知れませんね。



参考にウィキペディアで調べました。

タケは気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジア温帯熱帯地域に多いがササは寒冷地にも自生する。
タケ・ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にも及ぶ。
北アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの大部分には見られない。

通常、地下茎を広げることによって生息域を広げる。
一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。
その周期は極めて長く、マダケの場合は120年周期であると推定されている。
しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い(日本におけるモウソウチクの例では、種をまいてから67年後に一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)記録されている[1])。

竹の種類によって開花周期に幅が見られるが、一般にはおおよそ60年から120年周期であると考えられている[2]
タケ類は成長力が強く、ピークの時は1日で1メートル以上成長する。
竹林の近くにある民家の中に竹が侵入する(タケノコが生える)被害もある。
地下茎が地面を広く覆うことからがけ崩れには強いが、逆に強風、地滑り、病気などには弱く、放置された竹林で地滑りの発生が多いという研究もある。

事実、放置竹林による地すべりの事例がいくつも報告されており、問題が指摘されている。
また放置竹林によって山地が覆われ、元々植生していた広葉樹針葉樹光合成が妨げられ、結果として森林の減少を招くという問題も起こっており、各地で対策が講じられている。

乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えており、さまざまな素材として利用される。
その繊維を利用しても作られている。竹酢液竹炭としても利用されるほか、飼料、建材、工芸材料などとしても用いられている。
前述した放置竹林の問題にも、これらの素材としての活用を求め、様々な研究、試行錯誤が行われている。

また、食材としては、若いものをとして食べるほか、葉を食料として利用する動物もおり、ジャイアントパンダはこれを主食としている。