話しをしたところ去年10月からタグムに中古車販売のお店を出したという事でし
た。
普段はお店の方に付きっきりでノンビリしてる事はないようです。
久しぶりに日本語で話が出来て嬉しかったと言ってましたが、それはこちらも同じ事
で私も日本語で話が出来て嬉しかったです。
やはり当たり前ですが日本人には日本語が一番ですね
色々お話しして翌日私がお店の方にお邪魔する事になりました。
営業内容は日本の中古車販売、その他です。
写真を撮ってブログに載せても良いという許可を貰いましたのでお見せします。
メインは軽トラックです。
この軽トラックを大きく4つに分けて日本からコンテナに入れて運び込みます。

これは運転席部分。
タイヤを外して2段重ねに積んでコンテナの高さにぴったりだそうです。

運転席後ろのシャーシ部分。

エンジン部分

荷台とパネル部分です。
これらを此処でハンドルを左ハンドルに変えて元の車に戻す訳です。

運転席部分とシャーシを溶接でくっつけてエンジンを載せたところです。
日本でバラバラにする時にパーツ毎にこれはA車のパーツだよと表示がされてるの
でそのパーツを集めて組み立てる訳です

エンジンを載せる前にエンジンナンバーの写しを取ってるところです。
出来上がれば車両登録してナンバープレートを貰わなければなりませんからね。

左ハンドルに改造済み。
ダッシュボードまだ付いてません。
ダッシュボードは細切れにして右と左を入れ替え接着して仕上げます。

これは左ハンドルに改造しダッシュボードも切り張りして仕上げ終わったものです。
凄いですね、改造したとは思えないです。
しかしシフトノブのプッシュボタンがそのままだ。

ペイントも塗って完成です。

ユニオンテクノモータースです。
軽トラックの完成車がおいてあります。
気になるお値段ですが4WDだと135,000ペソ、2WDだと120,000ペソだそう
です。
この軽トラックが買われていってみんなを乗せるジープニーの小さいやつ、モルティ
カブに生まれ変わるんですね。

お店の前の道路、ナショナルハイウェーです。
此処の少し先に右側にタグム警察の本署、左にはシティハードウェアがあります。
手前はヴィサヤン・ビレッジに入る道です。
官公庁からバランガイに軽トラックを1台ずつ配りたいと言う注文も受けていて、軽ト
ラックの販売は順調の様です。
その他にダバオでも日本の中古車売ってますが此処でも扱ってます。
トヨタヴィッツ、ホンダフィット(フィリピンではジャズの呼び名)の小型車はダバオより
も安いという事です。
日本の中古車が欲しいと思う方は此処で値段のチェックをしてから買う事をお勧め
します。
連絡くれれば社長直通の電話番号お教えしますよ
中古車販売店、数ある中で他とは違ったカラーを出して行きたいと夢に向かってる
日本人でした。
私も同じ街の日本人として応援します。
頑張れ日本人。