Rondalla(ロンダリア)と言うのはスペインから入って来た音楽形態(弦楽アンサンブ
ル)の事を言います。
これから出てくるグループはスペシャルグループで各地のロンダリアフェスティバル
で賞を貰ったりチャンピオンになったグループばかりで、フィリピンの各地から参加
してます。
まず最初のグループは

エレメンタリースクール卒業生とちょっと変ったグループですね。

この楽器はRondalla(ロンダリア)で欠かす事の出来ない、メロディを弾く楽器で、
形はマンドリンに似てます。
弦は14本あります。
楽器の名前はBandurria(バンドゥリア)と言います。

こちらもRondallaに欠かす事の出来ない楽器です。
ギターを小さくした形で弦は14本あります。
名前はOctavina(オクタビナ)です。


カインタ・ロンダリア・アンサンブル
リサールと言う場所は数カ所あるのでどこのリサールから来たのか分かりません


このバンドゥリアはネックが短く8フレットしかありません。
バンドゥリアにもソプラノ、アルト、テノールとかががあるのでしょう。

真ん中のバンドゥリアもやはり小さいです。


ここのグループは指揮者が居ませんでした。
一番右の男性がグループリーダーの様で皆の動きを見たり合図を出していました。



ナショナル・ユニバーシティ・オブ・シンガポール


真ん中の女性日本人だと紹介してました。
持ってるのはマンドリンですね、指揮者が日本贔屓なのか日本の歌で
タイトルは忘れました”母さんが夜なべをして手袋編んでくれたー”って曲を演奏して
ました。

ちょっと変ったギターです。



男性ボーカルは珍しいですがとてもソフトな声でした。

ベースの前に座っていたプレイヤーがいつの間にか居なくなってました。

曲が終わったら真ん中の通路を後ろからウェディングドレスを着た女性が通って
舞台に上がりました。
エー、ビックリ音楽に合わせてショ-も始まっちゃいました。



外国のお客さんも居ますから喜んだと思います。

ショーが終わってもそのまま演奏は続けてました。
花婿役をやった男性のバンドゥリアは他に比べネックが長いです。
弦楽アンサンブルですから日本だったら三味線、琴を入れたグループであれば参加
資格はある訳なので是非とも来年は参加して欲しいなと思います。
続きます。