特別支援(情緒・通級)担当の小学校教諭が不定期に実践記録を書き綴る
フォロワー約50人、一日の閲覧数平均20人程度のこのブログがどういうわけか本として出版されることになりました。
脱稿し、製版を待つまでの間に、どのようにして本が作られていったのかというお話を書き綴っていきます。
どうして出版社とご縁がつながったのか~ありえないことが起こるからくり~
↓
40000字
無事、教育委員会から執筆の副業許可を取り、
出版社との契約を済ませてからの、
最初の打ち合わせ。
出版社にも勤務時間があり、私を担当して下さるKさんも普通に家庭(子ども)をもってる方でした。
こちらが教員だからといって、土日とかあまり遅い時間に打ち合わせをお願いするのも悪い…
ということで、
定時に上がって17:30や18:00開始で打ち合わせを設定してもらうことが多かったです。
打ち合わせ(Zoom)の回数は多くて月に2回程度でしたが、急いで帰ってミーティングをする生活は結構大変でした
ここからが本番です。
最初の宿題は、「前書きと章立てを考える」
締め切りは1か月後。
繊細で優しそうな感じのKさんでしたが、
仕事の指示はテキパキ、具体的です。
〇全体の文字数は40000字を目安にすること
〇前書き、後書きは各1000~1500字
本文は37000~38000字
〇4章編成で各8000~10000字
1章の中の見出しごとに、1500字~20000字で収める
〇書く時の決まり、記号の使い方
〇太字、傍点の頻度
〇改行の目安
初回はレクチャーです。
へぇぇぇぇ・・・・・・![]()
ブログも、SNSも、学校の所見も、お便りも、レポートも
よく書く私ですが、出版にあたってのきまりは新鮮。
書いてみるとわかりますが、
このきまりに合わせると
普段書きなれている文体からはかなり変わってくるので
最初は違和感でいっぱい。
40000
という数字は、私にとって短いとも長いとも言えず。
卒論が25000字
修論が80000字(だらだら書きすぎ💦)
だったので…
これを踏まえた上で前書きと章立てです。
前書きは、いろいろな本を読み漁って
あ、これいいな、と思うものを数冊ほど参照すれば書けそう。
しかし、章立ては・・・
私の学生時代の指導教官は
修論作成にあたって「目次(章立て)が命」とよく言っていました。
目次(章立て)さえよく考え、練られたものであれば論文は崩れない、と。
そのことを思い出し
自分のブログを全部読み返すことから始めました。
このブログは、
「いつか本を書く時のネタになるように書き溜めておく」ために
作られたものだったから。
それが誰か困っている方の助けになれば・・・というのは後付けです。
このブログの内容はかなり古いものが多いけど、
〇今でも昔でも通じるエッセンスを取り出して、今の自分とミックスさせる
〇学校や家庭での具体的な支援(オーダーメイド)例と、私自身の経験や哲学を理論立てて繋げる
ざっと内容はこんな感じになるかなと思いました。
そうなると、このブログの文章をそのまま使うわけにはいかない。
コピペで40000字もいけたかもしれないけど
それじゃ、この”あり得ないチャンス”にとってはもったいない。
もしかしたら40000字、全て書き下ろしになるのかもしれない・・・
とてもじゃないけど仕事をしながらでは、
全体のバランスをとりながら40000字の作品は書けません。
修論の80000字は、学生だったから半年で書けた。
いくら元となるブログがあっても、その半量を半年で書ける?
予定を極力減らし、時間を確保したり、集中する環境を作らなくてはいけない。
連休や、冬休み、春休みなどの長期休暇を活用したりすることで
時期ごとの目標を作らないと完成しないと思いました。
というわけで、
取材が9月
副業許可→契約が10月
前書き、章立ては11月に作り、1、2章を冬休みまでに書き終える
という目標を立ててみました。
こんなことを、学校での通常業務と、家事育児をこなしながら
一人で考えつづけていました。
頭は疲れたけど、夢中だったので案外楽しかったです![]()