ヒリヒリする戦い | カープ・ドランク・ロックンロール


思えば3連覇時代。

2位チームに
およそ10ゲーム差ほどつけての優勝がほとんどの3連覇時代。


当時の選手にしてみれば、もちろん緊張感がないわけではない。


しかし、

終盤デッドヒートみたいな、駆け抜けるような精神力を当時の選手に求めていた。

そんな私にとっては、今ひとつ物足りなかった。


その3連覇時代、ベイに喫した泥だらけCS敗退や、日本シリーズの惨敗ぶり。

短期決戦の脆さも、あの頃のカープ。

とは言え
当時は緒方孝市監督の
フリーズ
によるところも
あったっちゃあ、あった(笑)


でもさあ、やっぱり選手に乗り越えてほしかったんだよね。



今季ここまでのペナントレース。

8月のデッドヒート痺れるねえ。




広島2ー1巨人(2024年8月22日 東京D)

あの先発戸郷。9回表、3試合連続完封直前に、小園に同点タイムリーを喫す。

降板させた直後にマウンドに上げたのが、クローザー翁田大勢。

クローザーを、わざわざマウンド荒れたイニング途中に上げたのは

ここまで気迫のピッチングの戸郷を絶対負け投手にしたくないという、阿部慎之助監督の優しさなんかなと思ったり。

(戸郷っていいピッチャーになったよね。表情や佇まいが変わった。以前はすぐ顔に出てた。末は東野みたいになっちゃうのかと思ったけど。今季沢村賞筆頭だね)




基本アンチ巨人の私ですが、今季のジャイアンツは温度のあるいいチームだと思っています。血が通っていると言うか。根気よく自前の若手を使っている印象。

阿部監督現役時代は強打者イメージ。二軍監督時代もマッチョ思考イメージ。

しかし一軍監督の今季。ずいぶん柔軟なイメージ。

日本ハム交流戦前、

「勝ってこのあとススキノ飲み行っちゃおうぜ」

とか、

かと言えば
こないだマウンドで隙を見せた高梨に対し、続投を指示。試合後のコメントでは

「なんか代えてくれるんじゃねえかという感じで投げているようにしか見えなかったからね。ケツを拭かせました」

こういうところが私大好きなんですよね(笑)



優しいだけじゃあダメダメ。

こういう大将がいるチームは、近い将来確実に強くなると思う。

補強せずとも強くなると思うけど、球団がそれを許せない体質なのはしょうがないとして。

ちょっと手強い相手が出てきたなあ。

相手にとって不足はない。

そんなジャイアンツを、生まれて初めて体感させた阿部慎之助監督恐るべし。




なんか

全然関係ない内容になっちゃった

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