だいたい優勝の瞬間っつうのは、胴上げ投手を中心として人だかりができるもんなんだけど、最近は違ってまして。
大谷翔平が最後を締めた瞬間、そのマウンドに彼は居ないんだもんな。三塁ベンチ側に流れてたもん(笑)
ベンチからの熱気に呼応するように、そして帽子もグラブもポーンと放り投げた。
特にこの2日間は、大谷翔平の普段のベビーフェイスからは想像もつかない、魂荒ぶる野性が垣間見えたので興奮しました。
まるで筋書きでもあったかのような試合展開も、大谷翔平自体が漫画の主人公を体現したような選手なので、さもありなんですかね。
最後の打者がマイク・トラウトなのも、8回表アメリカの打順が下位打線辺りにちらついた時は正直震えました。そしてその通りになっちゃうんだもんな。
これは余談ですが、
あらためてトラウトの試合中の所作を見ると、カープ時代の誠也って似てたね。アイラブユーっつうくらいなもんで意識してたのかね。守備時の、腕を後ろで組んでる時の猫背気味マッチョ感とか。
栗山さんが代表監督就任当時、私工藤さんの方がよかったとか難くせ付けちゃってごめんなさい。心労からかほとんど笑顔見せませんでしたね。代表監督のプレッシャーは如何程ばかりか。これからの監督像も変わり始めてきているようです。
セレモニーでも誠也栗林のユニフォームを掲げてくれた大勢君高橋宏斗君ありがとう。メダルまで掛けてくれちゃって。
特に、昨日栗林の元には高橋宏斗君から粋なメッセージが届いたようで。
準決勝メキシコ戦後には高橋宏から「明日、一緒にがんばりましょう」というメッセージが届き、
『頑張ります
じゃなくて
一緒に頑張りましょう』
というのがうれしかった。と栗林。
若い選手は何物にも代え難い経験をしました。そしていつか彼らもMLBへと旅立っていくでしょう。でも日本プロ野球にだっていい若手がどんどん出てくる。そんな世界一の野球をこれからも育てていきましょう。
こうなりゃ、シーズン突入してWBC戦士の躍動が厄介だなあ。負けられないぞカープ選手諸君。
さあ
開幕まで1週間と少し
ここからはカープ中心の生活