星を数えているうちに/THE BOOM | カープ・ドランク・ロックンロール
今日は3月11日。

あの日から 一年が経ちました。






僕のあの日に対する思いというのは
去年の大晦日に記したことに変わりはありません。







さらに 今年の1月17日に

あの日以降、
僕は
半ば追いすがるように
ヒートウェイヴの「満月の夕」を
ひたすら 聴き続けていました。 

と 書きました。






しかし もうひとつ
今までも勇気づけられて
大好きな曲が ありました。









星を数えているうちに/THE BOOM(1992年)
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悲しみに暮れるばかりでは
精神衛生上良くない。

希望を胸に 前向きに考えることを
心のどこかで欲していました。






「THE BOOM」のボーカリストで
ほとんどの作品で 作詞を手掛ける 宮沢和史氏。

彼の詞は
心揺さぶられることが多いのです。

一曲でくくるには もちろん難しいので
機会があれば いろいろなかたちで接していただけたらと思います。






この歌は
もちろん、震災に向けての書き下ろしでもありません。

したがって、
直接の内容を 歌っているわけでもありません。





「解釈が多様なのが この音楽という文化の素晴らしさではないか」
と、以前書きましたが

僕は この歌を
“希望の歌” と解釈してきました。

そして
このタイミングで
思い出したように励まされた歌なのです。






メロディも スッと入ってくる。
むずかしいことを 歌っているわけではありません。 

宮沢氏の歌声は
あたたかく心を包んでくれます。



僕が ここでできる精いっぱいのテーマです。


がんばろう 東北。

がんばろう 日本。