赤ゴジラがレオゴジラに。 | カープ・ドランク・ロックンロール
本日、カープの赤ゴジラ(って 最近はあまり呼ばれなくなりましたね)
こと#55嶋重宣外野手

と ライオンズの草仁貴投手のトレードが発表されました。



広島・嶋と西武・江草が交換トレード
(3月10日 デイリースポーツより)


嶋は年齢的にも 肩ヒジの衰え、腰もやってましたかねえ。
外野手としては若手の台頭が激しくなってきたので
厳しいのではないかと思ってましたが
バッティングに関しては まだまだ老け込む域ではありません。


確かに ここまでオープン戦では
松山、岩本、丸、天谷、末永、中東、土生
左打ちの外野手が名を連ねる中
ちょっと心配してましたが やはりこの時期の沈黙はコワいです。


松山、岩本あたりの好調ぶりから
嶋不要論が出そうではありますが
チーム内においてのベテランの存在は重要。
(タクロー、マエダはベテラン)


投手陣でいえば 横山
捕手陣でいえば 
野手陣でいえば 東出(年齢はまだ若いが 雰囲気は師匠クラス)

三十代後半も気が付けばふたりだけ。
こうやってみると カープって若いチームなんですね。


左の代打の切り札として 欠かせないピースだったのですが。
(大ベテランのお二人も左打者とはいえ スタイルが違います)


ああ もったいないたらありゃしない。






2~3年前、
シーズン開幕で 仕上げてきたと思ったら あの腹回り。

なんじゃい! もっとしぼってこんかい!!!
あえなく二軍へ。
変化が見てとれるのは お呼びがかかる証拠。
後半 昇格後は しぼれてましたが。

どうせしぼれるのなら なぜ開幕前に間に合わせることができなかったのか。
結局 戻すのにシーズンの半分を棒に振ったわけです。
腰の回転は 打者にとって重要なはず。
その辺の 意識の問題がちょっと引っかかりました。





されど あまり説得力はないですが
僕自身、
プレイはもとより
嶋の あのそこはかとなく牧歌的なイメージに惹きつけられました。
何か 憎めないのです。 





個人的には 6~7年前、
旧市民球場のスタンドで生で観た 巨人戦での3者連続ホームラン。
三番が筆頭となり そのあと四番ナニガシ、五番前田と続き 狂喜乱舞したものでした。
確か あの時は黒田が投げて勝ったんだよねえ。
今までで最高の観戦でした。






さて 記事によると、
嶋は04年首位打者を獲得するなど高い打撃技術を高く評価され、
西武側からオファーがあった模様。



必要とされて行くのですから
そう簡単には スポイルされないでしょうよ。
ライオンズという球団のイメージも後押しされてます。


あまり長くないであろう この先の現役生活。
左投げということで ポジションが制限されるセリーグよりは
DHのあるパリーグのほうが可能性が広がると思います。

嶋本人が 代打に甘んじるつもりが無いなら 尚のこと。
さらには 彼の地元埼玉でもあります。




FA宣言せずに残留してくれたカープ愛はうれしかったですが
自身のキャリアのおいて 今現在 下降気味なのは事実。
ひとつにとどまれば 成長は無いかもしれません。
外の世界へ出て 見聞を広めてきてください。(ちょっと驚くかも)

山崎武司みたいな確変もあり得ります。





そういえば
あっちには広池がいますね。

彼が あの時カープを離れたのは そういうことかと思いたい。