150.草原の余韻
「内モンゴル大草原の旅」第三弾です。
今回紹介するのは、草原に沈む夕日とその余韻です。
大草原をエンジョイした午後、一雨降りましたが、その後、天気は持ち直し、なんと虹まで出してくれるほどの、お天気の神様の大サービス。
池の畔では、太公望がのんびりと釣りを楽しんでいました。
こういうところで、一日ゆっくりと釣りを楽しむのも、いいですよね~。
さて、このあと、夕日を撮るために場所を移動。
車で丘に登って、待機。
丘の上は風が強い上、気温もぐんと下がって、凍えそうでした。
その時の様子はこんな感じです。
大草原の上を闊歩する雲は赤く(ピンク)焼けだしました。
そうこうしているうちに、夕日が傾き始めました。
普段は三脚を立てて撮るのですが、この時だけは、風がとても強い上、寒さに耐えられず、やむを得ず車内から窓を開けて撮影しました。
下の写真は、ちょっと技を使って、夕日の光線をうまく表現してみました。
「草原の煌めき」です。
傾きかけた夕日が、とても素晴らしい演出を見せてくれました。
「大草原に伸びた影」です。
バスと樹々の長い影がとても印象的でしょう。
ぼくのお気に入りの写真です。
時間が経つと、バスの背景はこんなふうに焼けてくれました。
そして、更に時間が経つと、夕日はすばらしくて、神々しい夕景をもたらしてくれました。
その後、地平線に沈んだ夕日は、更に赤く(ピンク色に)光を輝かせていました。
あたかも火山口のような、そんな感じでした。
この夕日の余韻が、こんなにもすばらしかったにもかかわらず、隣で撮っていマチュア撮影家のグループは、この余韻を楽しむこともなく、夕日が地平線に沈むと、すぐに丘を下っていきました。
もったいないですよね~。
でも、実は、そのおかげで、ぼくはもっとすばらしい一枚を撮ることができたのです。
「草原の余韻」と名付けた、次の一枚です。
先に紹介した「大草原に伸びた影」とともに、この日に撮った最も気に入った一枚です。
次回は、感動の暁・朝日の情景です。
楽しみにしていてください。
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