12号 小さな会社が商品開発する方法 | 中小企業・個人事業主のための営業講座

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BtoB新規開拓コンサルタントの集客方法 12号 4.27発行

発行者ブログ http://ameblo.jp/htake322/
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こんにちは。BtoB新規開拓コンサルタントの竹村 宏です。

メルマガご購読ありがとうございます。

今日から10連休の方もいらっしゃるでしょう。

ゆっくり読書するのもいいですね。

経営者、個人事業主の方は、今後の経営計画について考える
チャンスです。

今日は、小さな会社の商品開発についての情報をお届けします。

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◆メインコンテンツ 小さな会社が商品開発する方法

最近、商品開発について感じてることがあります。

お客様の新商品開発会議に同席した時のことです。

発売日が間近かに迫っていましたので、最終的に
どの商品を採用するかという段階でした。

問題なのは新商品が、業界ナンバー1の他社をマネしたもの
ばかりなのです。

いちおうコンセプトらしきものはありますが、独自性は
感じられません。

これでは、新商品を発売する意味がなくなってしまいます。


問題点としては、

⒈商品開発のコンセプトが曖昧

⒉ターゲットが明確になっていない

⒊自社の強み、独自性が生かされてない

⒋リサーチできていない

⒌お客様に視点が向いていない

⒍営業マンの意見で決めている

といったところです。


商品開発はターゲットを明確にして、開発コンセプトを決める
必要があります。

これが、一番大切なことです!!


開発していく途中で、ついついターゲットを広げてしまったり、
違う方向に行ってしまうことがあります。

そんな時も、コンセプトに戻ることができれば、開発が振れません。

また、ポジションニングマップをつくると、自社の強みをはっきり
させることができます。

例えば、縦軸に価格、横軸を性能、デザイン、ブランド力にして
ポジションニングマップを作ってみます。

そうすると、業界ナンバー1のA社、ナンバー2のB社、
ナンバー3のC社のポジションが見えてきます。

自社のシュアが高くないのなら、なるべくA社、B社、C社と
競合しないポジションを取るべきです。

小さな会社の場合は、特にです。


キングジムという会社をご存知でしょうか?

ポメラは文章作成に特化して、大ヒットしています。

ノートパソコン、タブレットにはたくさんの機能がありますが、
ポメラは、文章作成以外の機能を一切外しています。

その代わりに、使いやすいキーボード、軽量、起動が早く、
外出先で文章を作成する人にターゲットを絞り込んでいます。

モバイル好きな僕としては、ポメラはすっごく欲しい商品です。

その他にも名刺管理に特化した商品など、開発コンセプトが
明確になっています。


小さい会社では、大手のようにリサーチにお金をかけることが
できません。

一番簡単にリサーチする方法は、既存のお客様に聞いてみる
ことです。

「 今度、こんな商品を開発していますが、買いたいと思いますか?」
と聞いてみて下さい。


社内の意見、特に営業マンだけに意見を求めるのは危険です。

なぜかというと、お客様の声ではないからです。

確かに営業マンは、毎日、お客様の話しを聞いています。

でも、やはり売る側の発想です。

今までの経験が、色眼鏡になってしまうのです。

お客様が買いたくないと感じる商品は、販売するべきでは
ありません。


販社でも、仕入れ商品を決定する場合は同じです。

販売するターゲットを明確にして、商品を選定する必要が
あります。


マーケティングについてわからないこと、不安なことがあったら
メール下さい。

メールアドレスは、htakemura@i.softbank.jp です。

どんな小さなことでも、お答えします。

最後までお読み頂いて、ありがとうございました。

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発行者ブログ http://ameblo.jp/htake322/
BtoB新規開拓コンサルタント 竹村 宏

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