オイラ陽気なイタロ・ジャッポネーゼ■ミラノ -8ページ目

ミラノ、霧の風景と雪

今晩は積もるぞ、と数日間いわれながら、結局雪はちらついただけ、その分、その前に深くたちこめた霧の方が印象に残っている。


ミラノの霧


何かの物語の一場面の様に、見え隠れするミラノの高層ビルが、モノクロームのイメージで強く印象に残ったのは、霧には何かそういう魔術でもあるのかもしれない。

ぐずついた空ばかりだった週が終わりにさしかかると、広がった青空の反面、道を歩いているだけで、耳が凍り付くような空気の冷たい朝をむかえる。

青空市場に驚くほど人が少ないのは、この寒さのためか、ようやくまとまった雪に恵まれたゲレンデに、みな繰り出していったのか。

澄んだ空気の向こうに見えるアルプス山脈の白さを眺めて、ちょっぴりうらめしくも思う。



into the fog / 霧のミラノ






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イタリアでタルトを美味しくいただくお作法

今回のお作法はお食事中の方でも安心です。
安心じゃない方 うんち も読んでみる? こちらをクリック




先日誕生日だった同僚のプレゼントがずいぶん遅れてやっと準備できて、タルトを用意して簡単にお祝いをした時のことである。


リコッタチーズのタルト


携帯で撮った写真だからあまり見た目がよくなさそうだけど…


シチリア
から持ってこられたばかりのフレッシュなリコッタチーズをスポンジケーキで挟んだ簡単だけど甘さも控えめでめちゃめちゃ美味かったこれを切り分けるときに驚いた。

くるりと真ん中のところを円状にカットして、そこから放射状に切られていたのだ。

何この切り方?

またまた何かトクベツな意味でもあるんじゃないだろうか、と勘ぐるも、いたって普通の事だという彼ら、

またまたぁ、シチリアだけだよそんなの

と、言ってはみたものの、どうやらチガウらしい。

大きなトルタ(タルト)だと、放射状だけにきると長過ぎるし、先の方がボロボロになるだけでしょ。

と、言う理由で、大きめのトルタはこう切るのがごくごく普通の事らしいのだ。

それにここがイチバン美味しいところだし。

それさえ言わなきゃ素直に感心していたのに、と思いつつも、そういえば真ん中にはどかんといろいろのっている事も多いから、例えばお祝いする人にその部分をちょっとスペシャルとしてあげるというのはうなずけるかも。
イチバンいいところってわけだね。


リコッタチーズのタルト



まだまだ勉強になります。





人気blogランキング 本当に勉強になったのか!?と、いうツッコミは置いといて、 クリックしてランキングも応援してね!!  ケーキ

クリスマスの朝、ジェラシーの黄と赤

プレゼントは気に入ってくれたかい?

えぇ、燃えるような情熱の赤も、キラキラとした瞬きも、私をその気にさせるには十分だわ。
 

携帯の向こうから聞こえてくる声に、耳を疑った。
いったい誰から何を受け取ったのを勘違いしているというのだろう。
ルビーのきらめく 指輪ペンダントか、まさか真っ赤なフェラーリをもらって相手を勘違いもないだろう。

ボクが送ったのは、確かに丸くきらきらと輝いてはいるが、プラチナ色であって赤ではない。

思わず眉間にしわが寄るのを、ちょうど前にいた女性に見とがめられたような気がして、体の向きを変える。
いや、この人ごみで思わず声のトーンがあがってしまったのかもしれない…


フィレンツェのクリスマス



えっ、帽子?

あげたのは「ハウルの動く城」のDVDだったんだけどな、と怪訝な顔をしたのを友達にフッと笑われている内に思い当たった。
そういえば、この間自分が行ったパーティーで配られた縁に付いた星の電飾がキラキラ光るサンタの帽子をあげたんだっけ…。

プレゼントはまだあけさせていないのよ。
(メインイベントである25日の昼食を皆で食べた後あけるのが普通らしく、その前に電話したから)

という、母親である友人の方が喜びそうだと思っているこの作品は、「魔女の宅急便」や「千と千尋の神隠し」を気に入ってくれた彼らが、それをあげた当時上映中だったけれど、まだ下の子が小さかったのだか妊娠中だったかで映画館には連れて行けなかったもの。

なのに、もらったやつをあげちゃった方が喜ばれたとしたら、ちょっぴり残念な気もする。


クリスマス飾り



そんなやりとりがあった、ナターレ(クリスマス)の朝。
そして今日になってそれほどまでに帽子を気に入った理由がやっとわかった。

まず、ちかちかとやかましいほどに点滅する帽子が子供心をくすぐるのはモチロンのこと、帽子をあげたまさにその夜、ニュースで流れていたインタビューで彼女お気に入りのセレブ(と書いておくが子供にとってのセレブだから誰だったのかは謎)が、同じ帽子をかぶっていたのを見たのだとか。

その日から彼女のマイブームは衰えるところを知らず、昨日もその帽子をかぶって宿題をしたらやる気がでちゃうほど、なんだそうだ。

肝心のDVDを気に入ってもらえたのかどうかはまだ知らない…。


クリスマスキャンドル





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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
ハウルの動く城 特別収録版 1/24second付き
友人はその後、このDVD(もちろんイタリア語吹き替え版)にとっても喜んでくれていて、あげた本人である娘の方の反応は相変わらず謎である…(笑)汗

あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。富士山初日の出

相変わらずののんびり更新だとは思いますが、ことしも頑張って書きます撮ります!カメラ
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レスも遅めですが、やっぱりいただけると励みになります。

お休みは案の定、フィレンツェの親友宅にお邪魔して、めちゃくちゃ食いました、飲みました。
おなかポッコリ君になって帰ってきました。

もちろんナイショですが。



写真はもう整理仕切れないくらい撮りましたよ。
いいのも少しだけど撮れました。
整理と調整の必要な事だから、次回をお楽しみに。

風邪をもらって来たみたいで、薬飲んで寝ておく事にします。
熱が出ませんように。あせる



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カボチャのリゾットで参戦、持ち寄りクリスマス・パーティー

今年のナターレ(クリスマス)、珍しくフィレンツェに残っている連中が多くって、椅子がたりないから立食だね、という事になった25日の クリスマスツリー パーティー

25日の昼食は、クリスチャンにとって家族で過ごす大切な行事
イタリア人の家庭に招待されている人も多いから、仲間内のパーティーは夜にね、ということに。そして、持ち寄りで

という訳で、プリモ(第一皿、パスタ類)をお願いされてしまったボクであったが、いつものスタジオのお昼のように「ペルバッコ・レシピ 」を使ってしまっては、ネタもバレバレでこの仲間内ではあんまりよろしくない。

じゃ、とりあえず失敗のないリゾットで(慣れてるから結構得意なのだ)、とアドバイスをいただき、カボチャとサルシッチャ(イタリアン・ソーセージ)のリゾットに。
これからおこる恐ろしい出来事も知らずに…。


フィレンツェのクリスマス

何人分くらい準備した方がいいのかなぁ?

12人くらいにはなるから8人分くらいでいいんじゃない?と始めて、まずは下ごしらえから。

材料:かぼちゃ半分くらい、さいの目?レンジでチンして軽くつぶして後で加える
   米(デミタスカップ1杯が1人分、1品だけの場合は 1.5 ~2倍)
   タマネギ中1個みじん切り
   サルシッチャ 100 ~ 150g、中身を出す
   ブイヨンを鍋一杯の湯でとかしておく

リゾットを作った事がある人ならご存知だろう。
みじん切りを炒めて米を洗わずに加え、米の色が変わったあたりで白ワインを加えて、ジューッと音を楽しんだ後、ブイヨンを米が浸るくらい加えて、鍋底に焦げ付かない程度に時々かき混ぜながらそれを繰り返すだけなのである。

こんな説明でごめんなさいという感じだが、これ以上は説明しようもないくらい本当にこれだけで、材料もだいたいこんなもん、で、きっちり分量なんて計ったりしないのがイタリア流である。

タマネギが炒まったあたりで、お米の箱(1kg)を手にして、魔が差した。

全部入れちゃってもいいかなぁ…。

スタジオの連中だったら間違いなく食べるのだ。
お代わりするのも遅れて戻って来る人の事を頭に入れておかないとなくなっちゃうくらいなのだ。
もちろんこの時点で他の料理がたくさんある事は計算に入っていない、自分の世界に没頭しているから。


いいんじゃない、という声がどこからか聞こえて来たので、満足しつつ投入。
ワインを加えた時の音も気持ちよく、ブイヨンを加え始めて気がつく。

あぁ、これにさっきの量のカボチャが入るんだった…。

鍋にそれだけの余裕がないではないか。

まっ、とりあえず。カボチャを半分投入。

かき混ぜるのも一苦労だ。

ここらあたりでやって来たコックさんの友人に、思いっきり笑われた

軽く焦げ付いてるで。

もぉ、そんな大きな声で言うんじゃない

そこから先は、お助けマンの登場で無事2つの鍋に分けられ、プロの仕上げで事なきを得た、というよりは結構賞賛されていたのだが、ボクが作った事になっているけれど、実はプロの手が入っているからこそ微妙な違いが出ている事は、やっぱりナイショにしておこうと思う。


フィレンツェのクリスマス

いや、自分で言うのもなんですが、うまかったっすよ。べーっだ!



他の作品の数々は、こちら「ペルバッコ・ブログ(クリスマス・持ち寄りパーティーメニューはこんなでした) 」を見てもらうとして、いや、ホームパーティとは思えない品揃えと美味しさでした。


フィレンツェのクリスマス

クリスマスと言えばこれよね、と女性陣が大喜びだったこちらも、甘さ控えめでうれしかった。


フィレンツェのクリスマス

本当はベランダでお預けのはずだったキッコも、あとから仲間に入れてもらえて、よかったね。




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Buon Natale (ブォン・ナターレ:メリー・クリスマス)


フィレンツェのクリスマス

メリー・クリスマス


去年のイブにはフィレンツェのドゥオモ(花の大聖堂)に出かけて、ミサに参加してみたりもしたのですが、今年は25日の本番には家族で過ごす事を配慮した友人がイブにクリスマス・パーティーを企画してくれました。


フィレンツェのクリスマス

なかなか素敵なテーブル・セッティングとともに、和やかで楽しいひとときを、料理の修業をしている2人のコックさんが腕を振るってホストとともにもてなしてくれました。

ケーキ どんなお料理が登場したのかは「ペルバッコ」ブログでね

家の中にうまく飾られたキャンドルの炎が、とてもリラックスさせてくれて、素敵な時間を過ごせました。


フィレンツェのクリスマス



例年通りフィレンツェの友人宅に押し掛けているのですが、25日のクリスマス本番は、それぞれのお昼の予定をさけて、夜に仲間たちと持ち寄りでパーティーをする事に。

このお楽しみの様子はまた明日。

えっ!?一ヶ月も更新してなかったのに信じられるかって?
すっ、すみませんあせる



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本日二十二日十八時展覧会開場也

当日書くなよ?

いやー、だってこれで3週間休みナシ、撲殺状態だったんだもん。(語尾上ル)

やっと少し落ち着いた。
気分的にとても大変だったけど、見本市をサポートしたクライアントも、とっても気持ちのいい人たちだったので、こちらも気持ちよくお仕事させてもらったくらいで、こういう人の下で働くのはやりがいもあるだろうなぁ、と思わせる人物でもあったので、友達だったら素敵だと思ったし、その下で働く女性もスゴく一生懸命で、彼女の爪のあかを煎じて、ウチの同僚たちに飲ませてやりたいくらいだった。

仕事として会ったのだからあまり踏み込みすぎるのもどうかと思いとどまったが、彼らのお買い物につきあってしまおうかと思わせるくらい、ちょっぴり後ろ髪引かれる思いでお別れしたが、しておいて良かった、ホッとしたら熱が出た

そんな、まだまだ甘いのぅ、と自分でも思う経験をふまえて明日、2つ目の展覧会が始まる。

フォト・マラソン・イン・ミラン 」で書いていた、写真のイベント&コンテストで、上位入賞は逃したものの、展覧会として展示される30人に選ばれちゃったんだよねーチョキ

オープニングは22日18時から(20時まで)トリノ通りのミラノ fnac にて。


うれしいのは、同じ写真のコースを撮っている仲間のうちボクを入れて4人がこの30人に入っている事。
市民講座のようなコースなのに、なかなか捨てたもんじゃないでしょう?

そのうち2人はよく知っていて、なかなかいい作品を撮るから、ナイショではあるがボクもマネしてみる部分もある友人たち。
この先、自分たちでコースを準備して、今教えてもらっているフォトグラファーを先生に迎えて進めていこうとしている連中でもある。

先の画像は、この展覧会のポスターかなにかだと思うのだが、ボクの作品も使われちゃって、もう、カワイイ奴、なのである。

今度は見に来やすい場所と時間帯。
そこのキミも今スグ、チケットとって飛行機のってミラノでボクと握手!!

えっ、しつこい?もう、照れ屋さんなんだから…

≤ / Eve says me try




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立て続けに次の展覧会まで!

ついにミラノで写真展!? 」の結果報告、と言ってはまだ会期中なのだから早いけれど、大興奮のオープニングの様子を書かない訳には行くまい。

この日土曜日、お仕事だったボクは、自分の作品を仲間たちに託して、セッティングをお願いして出かけた。
そして夕方4時の開場から遅れる事2時間、最寄りのメトロ駅を出て向かう途中、まずは交差点で、そして開場近くで2組の友人達と出会う。

すごくよかったよ。グッド!
スゴイ人でいっぱいだぜ。にひひ


元からボクの写真のファンでいてくれて、仕事として自分のポートレートを撮ってほしいと依頼してくれた彼だから、写真が良かった、という部分は100パーセント鵜呑みにして素直に喜ぶとして、人がいっぱいって言う部分…、

またまたイタリア人のこういう大げさな部分って、笑っちゃうけど本当に人を気持ちよくさせる魔力があるよなぁ、

なんて、すっかり信じなかったボクである。

しか~し、会場についてみてビックリ。
それがちっとも大げさでなかったのである。



他にもうれしいビックリはつづく。

入り口を入って正面、ポールポジションにまずボクの4枚の内2枚が鎮座している。
なんて気の利いたプレゼントだろう。

そうニヤケているところに、やっと来たかぁ!!と、仲間たちの笑顔が並ぶ。
興奮気味なのはボクだけじゃない。

会場で何も振る舞えなかった分、最寄りのインテリアも素敵なスポットで40人近くの人数でのアペリティーボ(アペリティフ)。
そのカクテルの味わいは、また格別の一杯なのである。


あんまり舞い上がっていたから、そして動くたびに誰かに声をかけられていたから、ボク自身はきちんと見ていなかったこの展示を、昨日改めて落ち着いて見てみた。

やっぱりまだまだヒヨッコの集まりである。

見せる事を意識しすぎたのか、いつもの持ち味とちょっと違うものを出展したのが残念だったもの、
ボクですら「あれ?」と思ったくらいだからちょっぴりもったいないオバケが出そうである。

その背景を知っていれば本当に興味深く、テクニック的にも一歩秀でているのに、一般への理解はいまいちだったもの、
コンテンポラリー・アートへの理解なんて本当に難しいものだから、好みが分かれるのも仕方のない事かもしれない。

ネガティブな部分をあげればそういうところから、でも、この展覧会をふまえてボクたちが得たものって、本当に大きいと思うのだ。

例えば展示の仕方。



人ごとに並べるものと思っていたら、全部の写真を床に並べて、展示スペースとの兼ね合いを考えながらカテゴリーごとに分けたのだ。
残念ながらボクは逃してしまったこの作業は、本当に難しく、有意義なものだったはずだ。

そして何より、ボクたちの間に生まれた結束感。
実際、現在のコースが終了する1月末からの動きを、模索し始めてもいる。

ボク自身、プリントに出す直前まで本当は別のものを選ぶ予定だった。
モノクロ作品よりもカラーの方が好きなのが一番の理由。
けれど結局、自分の個性が一番感じられるもの、自分のプロフェッショナルが表現できるものを選んだ。

なぜかそれは4枚のうちの2枚のカラーですら、ぱっと見モノクロかと思うようなものだ。
そしてその分、光の美しさをより感じられるものにもなっている。
その思惑はなかなかハマっていたようで、唯一の外国人で目立つし、ひいき目に見られているだろう事を差し引いても、意図した部分を指摘して評価してくれた人が何人もいたのがうれしかった。


一昨日連絡をもらったばかりだが、このうれしいはまだ続くらしい。
この展示が終わらないうちに、別の展覧会で展示される事がわかったのだ。

例のヤツ に入賞はしなかったけれど、ミラノの30作品 キラキラ に選ばれて、展示してもらえるらしいっスよ。

手違いなのか、最初の連絡が来ていなかったから、うれしい驚きとなった訳だが、来週22日から Fnac Milano で始まるそれについては近日中に詳細をアップするのでお楽しみに。

lookin'




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この波に乗って、さらに素敵な作品が撮れるように頑張ります!!
来れなかった人は申し訳なさそうに
クリックしてランキングを応援!!(笑)!あっ、来た人もね!! 
グッド!

ついにミラノで写真展!?(追記改訂版)

ふっふっふ、ちょっぴりニヤケてしまうが、これは序章に過ぎない。
ついに写真の展覧会である。

ま、ホントいうと仕事で絡んだバールでやらせてもらった事あるんだけれど、今回一緒にやる連中は腕前もそれなりのもの。
市民講座みたいなコースのアマチュアカメラマンの集まり、と、軽く見られない程度のものにはなるんじゃないかと自負してもいる。

カメラ カメラ カメラ カメラ カメラ カメラ カメラ 

なーんて、エラそうに書いてみたのはいいけれど、フタを開けてみれば、

エッこれだけ?

という時間設定。


オープニングもちょっとワインぐらいは出して

なんて言っていたのにそれも許可が下りず、

これじゃぁ、自己満足で終わっちゃうんじゃぁないのかい!?

と、ご立腹な今日この頃である。

ま、いいか。
この準備ですらいろいろ学ぶ部分も多かったんだから、次回の企画は絶対にいいものになるさ、と、自分をなだめつつ、作品はなかなかいい感じになっているのに、状況にはいまいちナットクできないスタートとなるのである。

あっ!やめとこう、なんて思っちゃダメダメ!!

who are you ?


「夢と現実」

写真、それはフォトグラファーの目を通して切り取った現実。
その表現をちいさな枠に収めて、秘められた思いが見えるだろうか。


住所:Via Giovanni Cantoni 7, Milano (zona Corso Vercelli)
地図:こちらをクリック
期間:11月11日~25日、月~木曜、19~22時

オープニング:11月11日 午後4時(ボクは6時くらいからいます)




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さぁ、日本にいる君もチケット買って飛行機のって、ミラノでボクと握手!!
来れない場合は申し訳なさそうに
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ちょっぴりおセンチな一日、イタリアン・シェフの旅立ち

ちょっぴり、おセンチ・モードになってしまった。

日本人の友人の一人が、帰国する事を決めた。
もう、ずいぶん前から言っていたのだから、いまさら実感するのもヘンかもしれないけれど、挨拶に来ました、とわざわざ立ち寄ってくれた、その後ろ姿を見送って、とても切ない気持ちになった。

たまたま働いている場所が隣だったから出会った。

そのうちメシでも食おうな。

そういいながら、あっという間に4年が過ぎた。
一服の休憩でスタジオを出ると、よく顔を合わせては、つかの間母国語で話せるのがうれしかった。
思いつきで作ってみたんですよ、なんてスタジオの連中にタルトを振る舞ってくれたのもよく覚えている。

せっかく声をかけてもらったときには、いつも運悪くいく事ができなかったのは、本当に心残りで、もっといろいろ話してみたかったけれど、それもかなわずこの日が来てしまった。

日本に帰って、自分たちのレストランを開けるためにこれからはさらにバタバタするのだろう。
一日も早く、いい場所が見つかるといいね。

秋だから、いっそうこんな気持ちになるのだろうか。
でも、次に会うときには、また同じ笑顔で迎えてくれるだろう。



写真は、送別ディナーでの彼の料理。
とてもおいしかった。ごちそうさまでした。



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