輪廻転生の嘘 | 幸福の科学を統一教会の信者が見ると

幸福の科学を統一教会の信者が見ると

幸福の科学も統一教会も、同じカルトじゃないかって?まあそうかもしれないけど、幸福の科学を見てるといろんなことを考えさせられるんですよ。「真実は小説よりも奇なり」

前世は誰で・・・とか、
誰の生まれ変わりで・・・とか
アンチとなって退会した人でも依然として
幸福の科学の思想にハマっている人は多いようだ。

人間は輪廻転生しているという前提で
その思考回路の中で考えるクセが抜けていないとみえる。

それが真理ならそれで良いのだが
それが真理でなかったとしたら
人を惑わす危険な思想であると思う。


神は唯一絶対の方。
神と人間は親子。
だから神の子人間も
それぞれが唯一絶対の
かけがえのない存在である。

一人ひとりはまったく別の存在であり、
それぞれが神の似姿であり
神の愛の対象である。

統一原理では、そう教える。

そして地上での人生は一度きりであり、
地上を去ったあと霊として永遠に生きるが、
やり残したことは
血縁や信仰などを共通点として
地上に生きている人のところにくる。
その人の人生を助けることで、
霊も地上人と一緒に成長する。

そのように考える。

これが一見「輪廻転生にみえる現象」として表れる
というわけだ。

たとえば、ある故人の霊が頼ってきた場合
その人の言動が、その故人に似てくることがあるだろう。
それを見て故人の「生まれ変わり」と思うかもしれないが
決してそうではないというわけだ。

仏道修行に励む人のところに
釈迦牟尼の霊が来て
色々と悟りのヒントを教えてくれたり
導いてくれたということもあるかもしれない。

しかしそれは決して釈迦牟尼の生まれ変わりではなく
釈迦牟尼が指導してくれたということだ。

大川隆法氏も、初期のいっときは釈迦牟尼が来て
指導してくれたことがあったかもしれない。
悟りへと導いてくれたこともあったかもしれない。

しかしそれは永続的なものではなく
自らに厳しく修め続けなければ
その境地を持続することはできないだろう。

不倫をしたり、人をあごで使ったり、贅沢三昧の生活をしたり
さらにそれを正当化したりしていては
釈迦牟尼仏が指導してくれるどころか
権力をほしいままにして亡くなった色情霊、
権力者の霊にとり憑かれてしまうだけだろう。

やや日カルトさんに書かれていた書き込みも
さもありなんという感じだった。
以下引用。

匿名 さんは書きました...館長のLOG BOOK「俺にも書かせろ」
そういえば昔、活動推進局長やってた白木さんのこと思い出したよ
大伝道期っていうんで、何でもかまわず伝道しまくれって、変な団扇を振りかざしてた頃のこと思い出したな
いえね、話しはそのあとのことなんだけど
とっくに還俗して、九州のほうで会ったことがあったんよ
そしたら「わしゃ、大川隆法はもうただの人になっっちゃったと思うとるんや。霊能力はとうに無くなっとるし、憑いてるもんも変なもんが憑いとるんや。」
変なもんって何ですか?と訊きましたらね
白木さんが「蛇や、蛇」といってね
そんときゃ、半信半疑だったんよ
白木さんも霊能者と一緒にいたんで、見えてることをしゃべったんよ
この話し九州じゃ知ってる連中も多いと思うよ
ホントのこと言えばね
他の霊能者も同じこと言ってるんよ

そんなの見える会員さんもいてね
それで会を辞めた人もいるんよ
2013年1月6日 10:39




人間は神の子としてそれぞれが独立した魂であり
過去にも現在にも未来にも二つとない、唯一無二の存在である。

それを「魂の兄弟」とか、
「魂は本体1・分身5の6人1組のグループで順番に生まれ変わっている」とか
荒唐無稽な理論だと思う。

前にも書いたことがあるが、
輪廻転生という思想を持つことが
人を「幸福」にしているのか、それとも「不幸」にしているのか?
その現実が、何よりも転生輪廻の間違いを証明しているのではないだろうか?


(※追記)幸福の科学草創期に「前世は釈迦の第一弟子である舎利仏」と言われた種村修さんが、その後の苦しみを赤裸々にブログにつづられている。

しかも2012年、「その前世は間違いだった」と否定され、人格攻撃までされる。
いったい何なのですか?


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