学会参加費の請求書が来るたび退会しようかどうか悩むが、結局払ってしまいがち。
今回は所属学会についてです。
多くの医師は何かしらの学会に入っていると思います。
そもそも学会所属の目的は、学会参加や学会誌を通じて関連知識をブラッシュアップすることだと思います。
もちろんそれも重要ですが、専門医や認定医などを取得・維持するためにも入会継続が必要です。
ちなみに僕が所属している学会は
全部で9個で、年会費計10万円オーバーです。
僕が生業としているのは内視鏡外科（腹腔鏡手術、ロボット手術など）ですが、特にロボット手術（da Vinciを使用した手術）は、その術者資格を得るために内視鏡外科技術認定医や消化器外科専門医などが必要です。
一口に専門医と言っても、何本か論文をかかないと取得できないようなハードルの高いものもあれば、申請するだけで取れるような専門医もあります。
患者さんから見れば同じ○○専門医なので、多く持っている医者はすごい！という風に映るかと思います。
でも同業者から見れば、簡単に取れる資格ばかりの医者は、「この人は資格取得が趣味なのかな」って思ってしまいます。
かくいう僕も資格取得が趣味でした笑
大学医局に属しておりませんので、常に自身で就職先を探さなければいけない身分です。
履歴書にかけるのは資格と業績（論文）のみ。ですので、そのあたりを頑張ってやっていました。
ですが、年会費もバカになりません。常々整理したいなと思ってはいるのですが、一度資格をとってしまうと逆になかなかやめられません(もったいない精神？)。
と言うことで、学会整理しようかどうか葛藤する医師の悩みについてお話させていただきました。