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こんにちは。
MANAです。
今日は高校時代のおはなし。
 
 
高校に入り、一番初めにできた友達は
わたしの前の席の女の子。
書類の記入の仕方でわからないところを聞くために
わたしの方を振り向いて
話しかけてくれて
そこから話すようになります。
 
きっかけがないと

自分からは

なかなか

話しかけていけないので

話しかけてくれる人がいると

本当に神様みたいに思えました。

 

基本的には受け身で

話かけてくれた人と

仲良くなるっていうのは

今でも変わらないパターンです。

 

 

 

この自分からはなかなか話しかけていけないという

【HSS型HSPの愛すべき個性】について解説していきます。

 

 

 

①「受け身」に見えて、実は“敏感ゆえの慎重さ”

 

「きっかけがないと自分から話しかけていけない」

 

これは内向的だからというよりも

  • 相手に迷惑にならないか

  • 変に思われないか

  • 話しかけるタイミングを誤らないか

など
相手の反応を深く先読みしてしまう
HSPの特徴からくるもの。

 

つまり
“話しかけられない”のは
「消極的」だからではなく、

相手を尊重しすぎてしまう過剰な配慮が働くため

これは「社会的慎重性(social inhibition)」
といわれる心理特性でもあります。

 

 

②「話しかけてくれた人を神様のように思う」

HSPは
・人との距離感
・関係性の安定
・安全なつながり
をとても大事にする気質。

 

突然の関わりよりも
安心感を土台にした関係に価値を感じます。

 

そしてHSS型気質があることで
「人とつながりたい」という思いも強い。

 

だけどHSPの慎重さがブレーキを踏む。

 

だから

「話しかけてくれる → 安心安全のサイン」

となり一気に心が開きやすくなる

 

この「安全基地」の存在は
発達心理学で言う
「アタッチメント(愛着)」にも似ています。

 

 

 

③話しかけてくれた人と仲良くなるが定番パターン

 

HSPは相手をじっくり観察し
安全を感じた相手に深く関わりやすい。

 

●このパターンの背景

  • 初対面の気まずさが苦手

  • 関係構築に時間が必要

  • 自分から行くより、受け入れられる方が安心

  • “選ばれる”ことで自己肯定感が満たされる

つまり
「話しかけられる」=「受容の証」だから
安心して関係が育てられる。

 

これも
HSPの「深いつながり志向」
HSSの「人に興味がある」
が合わさった結果。

 

 

 

④ 常に「相手を見てから動く」情報処理の癖

 

HSPは
周囲の「空気」「表情」「雰囲気」を
敏感に読み取り、
行動を決めます。

 

これは心理学で
“感覚処理感受性(sensory processing sensitivity)”
と呼ばれる特性。

 

 周囲を先に観察 → 安全か判断 → 行動

という順番なので、
自分から飛び込みにくいのは
ごく自然なこと。

 

自分を守る賢い行動パターンなんです。

 

 HSS型HSPらしい“やさしい強さ”

あなたの中には
「つながりたい」
「コミュニティに入りたい」という
HSSの好奇心とエネルギーがある。

 

でも同時に

「傷つきたくない」
「相手を傷つけたくない」という
HSPの慎重さもある。

 

だから
きっかけをくれる人の存在が
何よりの宝物になる。

 

この組み合わせは
決して弱さではなく、

・相手を尊重できる
・ゆっくりだけど深く関われる
・相手の心に寄り添える

という大きな強みになります。

 

 

 

● 大人になってもパターンが続く理由

  • 自分らしい関係の築き方が確立している

  • 心が安心できるプロセスだから

  • 無理に自分を変えなくても成立している

つまり
「受け身」なのではなく
“慎重に信頼を育てるタイプ”

ということ。

 

このスタイルは
ゆっくりでも深くつながる
HSPらしい生き方であり、
悪いものではないし
変える必要もありません。

 

 

 

●まとめ

 

最後に

こうした関わり方は
“弱さ”でも“消極性”でもなく
あなたの
優しさと深さの証拠

 

「安心できる人と静かに深くつながる」

 

それは
HSS型HSPが
いちばん輝ける関係の形です。

気づいてくれて話しかけてくれた人を
大切に思えるのも、

HSS型HSPの真っ直ぐな愛情があるからなのです。

 

 

☆☆☆☆☆

 

これは高校卒業したあとにも

職場でも恋愛でもママ友でも

このパターンでずーっと仲良くなっています。

 

自分から話しかけられるときもあり、

その時のパターンは

確実に共通点があると分かったです。

 

 

娘の幼稚園時代のママ友で

自分から話しかけて仲良くなったママは

クラス担任に

「〇〇ちゃんと仲良くしていますよ」と

面談で聞いたので

自分から

その〇〇ちゃんのママに話しかけて

よく話すようになって

たまに遊んだりしていました。

 

 

夫に告白したのは

わたしからなのですが

やりとりの中で

絶対にこの人は私のことが好きだという

確信があったので

自分から告白しました。

 

ただ最近になって

わかってきたことがあって

陽キャの誰にでも気軽に話しかけられるタイプとは

広く浅くの考えに対して

寂しく感じてしまって

仲良くなれないなと思ってしまうんです。

 

 

現在仲良くしているママ友は

内向的なタイプだろうなと感じるママたちで

小学校が離れたママだったり

習い事で忙しいママだったりするので

物理的にも距離感があって

会うのが月1くらいのペースなので

自分にはちょうどいい間隔で

安心して付き合えています。

他には、会ったときに雑談ができる

知り合いのママが数人います。

 

 

会ってゆっくり話せるママが2人。

会うと立ち話で雑談ができるママが数人。

このくらいの付き合いが

HSS型HSPのわたしにはちょうどいい感じです。

 

 

ただ、

あくまでもママ友という関係なので

あまり深い話はしすぎないように

気をつけています。