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中学生になり

母や祖母の干渉がイヤになってきたころ。

 

 

 

母に対しては

「弟ばかり構ってズルい」という思いで

いっぱいになり

拗ねて部屋に引きこもっていました。

 

 

 

ちょっとしたことで

不機嫌になり

イラっとして

居間の引き戸をバーンと閉め

階段をドンドンと

わざと大きな音をたてて上り、

自分の部屋の引き戸もバーンと

閉めるということをしていました。

 

 

 

古い家だったので

ドアが壊れたらどうしよう…と思いつつ

そこでイライラを

アピールするしかなかったのです。

 

 

とにかく母の顔を見るのがイヤになり

実家の裏手にある

物置の蔵があるのですが

そこにテーブルやら宿題やらを

持ち込んで引きこもったこともあります。

なんなら、

もうここの蔵で一人で暮らしたいと思っていましたが

ただの物置で生活できるはずもなく

母に叱られ

しぶしぶ家に帰ります。

 

 

 

ある日

クラスの女子の間で

スカートめくりをするということが

はやってしまい

スカートのめくりあいっこを

していて

めくられるのがイヤで

そのイヤだった思いを

紙に書きだして

ぐちゃぐちゃにして

部屋のごみ箱に捨てたんです。

 

 

 

そうしたら

わたしがいないときに

弟が勝手に入って

その紙を広げて見てしまい

母に持って行ったようで

学校から帰って

母に見られたことを知りました。

 

 

 

母に見られて

もし勝手に学校に連絡とかされたら

恥ずかしいし

見られたくないものを

勝手にみられたことに対して

怒りが止まらなくなります。

 

 

 

スカートめくりとか

クラスであったこと

いちいち母に知られたくないし

知られたことで

もう2度と紙に書いて捨てないと

思ってしまいました。

 

 

 

だからか

いまだに日記とか書こうかと思いつつも

見られたらどうしよう…という

思いが沸いてきてしまいます。

 

 

 

祖母は

いちいちうるさい。

年金が入るとお小遣いをくれるのですが

祖母の部屋に呼ばれ

よくわからない長ーい話を

聞かされて

その話が終わると

おこづかいをもらるのですが

もう、その長ーい話聞くくらいなら

おこづかいなんていらないって

思っていました。

 

 

 

他人がどうたらこうたら

言うなら

その私にくれるはずの

お小遣いを自分のために使いなよって

いつも思っていました。

 

 

祖母の口癖に

「心配で心配でしかたがない」と

いうのがありました。

 

 

 

それがうっとおしくてたまらず

人の心配なんてしなくていいから

自分が楽しいことしてたら

いいじゃんと思っていました。

 

 

 

いつもいつも

余計な口出しをしてくるので

母に何か話したいときは

祖母が部屋にいない時を

見計らって話すようになったり

祖母に会いたくないので

部屋にこもったりと

家の居心地もよくありませんでした。

 

 

 

帰りが遅くなる時は

いつも祖母が騒いで

つられて母の機嫌も悪くなるので

家に近づくたびに

ああ帰りたくないな…

干渉されない自由な家の子に生まれたかったなと

思いながら帰っていました。

 

 

 

この2人がうるさいからか

父は無口で

あまり話しかけてもこないし

中学校時代は

父が一番好きだったと思います。

 

 

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