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幼稚園年長になった娘。
困ったことと言えば、
幼稚園降園後の園庭解放。
「〇時に帰るよ」と伝えても
まったく帰ろうとせずに、
一番最後まで残ってしまうことも多々ありました。
それが毎日の日課になっていき、
時間で返れなくてイライラするし、焦るし、
だんだんと私が疲弊してきてしまって、
娘に怒ることも増えていき、
今までは、車で送迎していましたが、
幼稚園バスでの通園を本格的に考え始めます。
朝の送りも、マイペースな娘に振り回されて、
登園時間がバラバラになることもあり、
バスだと決まった時間に行かないといけないので
これから迎える小学校生活に向けて、
リズムを作るのにはいい機会だとも思いました。
そして悩んだ末、
2学期からはバス通園に変えることにしました。
息子のときは、バス停に12人位いたけれども、
今回は1人。
誰にも気を遣わずによくて、めちゃくちゃ気楽。
バスに間に合わせないといけないので、
娘の準備も、時間通りに進んで楽ちん。
車で行くと、
雨の日は駐車場がいっぱいだったりで
グルーっと回って
路駐しなくちゃいけなかったのが
なくなってストレスゼロ。
なんで、もっと早くバスにしなかったんだ私…?と
思うくらい、楽に感じました。
バスの時間が早い時間だったので、
娘を送り出したあとの
朝の自分の時間にも余裕が出来ました。
ママ友との会話の楽しみよりも、
なかなか時間で園庭から帰れないストレスの方が
大きすぎました…。
息子の幼稚園の時は、
簡単に送り迎えできる距離ではなくて
バス通園をしていたので
娘は、送り迎えをしてみたかったのも
ありました。
両方やってみて、私にはバスが楽ちんという
結論に至りました。
バス停も、大人数だと、
万が一何かでお迎えにいけないときは、
誰かに頼めるという安心はありましたが、
一人バス停は、送ったらすぐ帰れる。
お迎えしてもすぐ帰れる。
どちらにしても、メリットとデメリットは
ありました。
☆☆☆☆☆
「もっと早くバスにしておけばよかった」
この言葉、ただの後悔じゃなくて、
自分のしんどさに、やっと気づけた瞬間だと思っています。
HSS型HSPって、刺激を求めながら同時に刺激に疲れやすい。
だから最初は「送り迎えしてみたい」という好奇心が動くんですよね。
でも毎日同じルーティンになった途端、じわじわと神経が削れていく。
園庭で「帰るよ」と声をかけても動かない娘を前にしたとき、
私の中で起きていたのは単純なイライラじゃなくて、交感神経の慢性的な活性化でした。
「早く動かなきゃ」「また最後になる」「ほかの親御さんに見られてる」
この3つが同時に押し寄せてくる感覚、わかりますか?
HSS型HSPは複数の刺激を同時に処理してしまうから、
体はアクセルを踏みっぱなし。でもHSPの特性で内側は過負荷を起こしてる。
しかも私はアダルトチルドレンの背景もある。
「ちゃんとしなきゃ」「迷惑をかけちゃいけない」という
過剰適応のパターンが染みついているから、
「怒りたくない、でも怒ってしまう自分」をまたジャッジしてしまう。
怒る→自己嫌悪→また頑張る→また怒る
この負のループ、ほんとうにしんどかった。
バス通園に切り替えて変わったのは、
ルーティンだけじゃなくて、神経系が"安全"を感じられる時間が増えたことでした。
バス停に1人。誰にも気を遣わなくていい。
送り出したら、朝の静けさが自分のものになる。
ポリヴェーガル理論でいうところの腹側迷走神経系が働ける状態、
つまり「安心してただそこにいられる時間」が生まれたんです。
HSS型HSPにとって、こういうちゃんとした余白って、ぜいたくじゃなくて神経の回復に必要なもの。
「ママ友との会話より、ストレスのほうが大きかった」
これ、すごく正直な気づきで。
HSS型HSPは社交を楽しめるけど、コストも高い。
楽しさとしんどさの収支が合わないとき、選ぶ勇気を持っていい。
「みんながしていること」より
「私の神経系が整うこと」を選んだことは、
娘への関わりも、自分の余裕も、どちらも守ることに繋がりました。
子育てにおいて正解のルートは最初からないので、
やってみて、自分に合う方を選び直していくしかない。
それが遠回りのようで近道な気がします。
つづく
