前の記事はこちらから

 

 

 

 

娘が小学校に入学して

ようやく、幼稚園ママが終わり、

送り迎えがなくなって、

ひと段落した気持ちになりました。

 

嬉しいと、同時に、なんか寂しさもあって、

複雑な気持ちにもなりました。

 

家族以外に誰とも会わなくて、

人としゃべらなくなり、

外にパートに働きに行こうとも思いましたが

7年間のワンオペ育児、引っ越し、息子の転校、

さらに家を購入しての引っ越しと

結構疲れがたまっていたので、

子どもたちが1年生のうちは、

家でゆっくりしていようと思いました。

 

幼稚園の時は、

そのまま幼稚園でやっている習い事があったので

お迎えに行く時間が

週の半分は16時になることもあったのですが

小学1年生の帰りは、15時には帰ってきてしまう。

 

このまま専業主婦でい続けていいのか、
それともパートから働き出して社会とのつながりを持った方が

いいのか。

 

ママ友との話題も仕事についての話題が増えてきました。

 

子どもに、これからどんどんとお金がかかる。

でも15年も専業主婦だったので、

働く自信も体力もない。

 

子どもたちが小さかった時とは

また別の種類の悩みがでてきます。

 

 

☆☆☆☆☆

 

この悩み、「怠けているだけ」ではありません。

HSS型HSPとアダルトチルドレンの特性を持つ人が、

この局面でしんどくなるのには、ちゃんと構造的な理由があるのです。

 

 

 

なぜ「疲れがたまる」だけじゃなく、「働く自信がない」まで追い打ちがかかるのか

 

HSS型HSPは、刺激を求めながらも、

同時に深く処理するために強く消耗します。

 

ワンオペ育児×引っ越し×転校×家の購入

これは単なる「忙しさ」ではありません。 

神経系の視点でいえば、慢性的な交感神経優位状態が何年も続いていた状態です。

アクセルを踏み続けたまま、ブレーキを踏む余裕がなかった。

その状態で「もう子育てもひと段落、さあ社会復帰」と言われても、 

神経系はまだ「戦闘モード」の余韻の中にいます。 

「やる気が出ない」のではなく、身体がまだ安全を確認できていないのです。

 

 

 

アダルトチルドレンの「自信のなさ」は怠けではなく、生存戦略の名残

 

アダルトチルドレン(AC)の特性を持つ人は、

幼少期に「自分はどれだけ役に立てるか」で存在価値を測ってきたことが多い。

だからこそ

「15年も専業主婦だった」 「働く自信も体力もない」

この言葉の裏には、自分には価値がないという深いビリーフ(思い込み)が隠れていることがあります。

働いていない自分=社会に貢献していない自分=価値がない自分、

という自動思考の回路が、無意識に動いてしまう。

でも、それはあなたがダメだからではありません。 

子どもの頃に身につけた、精一杯の適応策だっただけです。

 

 

 

「寂しさ」と「安堵」が同時にある、これも神経系の話

 

娘の入学に「嬉しいと同時に寂しい」と感じたこと。

これは、矛盾ではありません。

ポリヴェーガル理論でいう腹側迷走神経系

つまり「安心・つながり」の神経が、 

長い緊張のあとにようやく動き始めたサインです。

 

安堵できるようになったからこそ、寂しさが浮かび上がってきた。

 感じられるようになった、ということ。

それは回復の始まりのサインかもしれません。

 

 

 

「働くか、働かないか」の前に、今の神経系に必要なこと

 

決断を急がなくていいです。

HSS型HSPは「刺激を求める衝動」があるので、

外に出たい気持ちも本物。

 同時に、神経系がまだ消耗しているなら、

無理に動き出すとまた過活性に戻ります。

 

まず今の自分の状態を、責めずに、ただ見てみること。

「疲れている自分が、ここにいる。それでよかった。」

その一文が、次の選択の土台になります。

 

 

あなたが「働けない」のは、意志が弱いからじゃない。 

長年、神経系が戦い続けてきた証拠です。

 

 

つづく