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カードゲームで娘をギャン泣きさせた話です。

 

小2の娘と、土曜の夜にトランプをしていた。

最初はゆるく遊ぶつもりだったはず。

だけど気づいたら、本気で勝ちにいってた。

「次はこのカードを温存して」「あの手札から逆算すると」

頭のなかで勝負の流れを読み続けていた。

途中から"手加減する"という選択肢が、完全に消えていた。

 

娘はギャン泣き。そして「ママ大人げないー!!!!」

その通りでした。

 

 

 

「空気を読む人」って思われてるけど、半分しか合ってない

 

HSS型HSPって、「空気を読んで場に合わせるタイプ」だと思われがち。

確かにそれは本当のことだけど、半分だけ。

内側には、ずっとこんな感覚がある。

  • 負けたくない
  • やるなら全力でやりたい
  • 中途半端が、どうしても嫌い

これ、根性とか気合いとかじゃない。

集中と没頭に入りやすい特性だと、今は理解している。

一度スイッチが入ると、自然と"勝ちにいくモード"に切り替わる。

自分で選んでいるわけじゃなく、気づいたらそうなっている感じ。

 

 

 

普段は、かなり抑えてる

 

日常のほとんどの場面では、ブレーキをかけながら動いている。

相手の表情、場の流れ、空気の変化。

それを無意識に拾って、バランスを取り続けている。

だから「穏やかな人」「合わせてくれる人」と思われることが多い。

 

でも、それは本質じゃない。

「ここは安全そう」「多少崩れても大丈夫そう」

そう判断した瞬間、抑えていたものが一気に前に出る。

遠慮が外れる。楽しさを優先する。本気になる。

娘とのカードゲームがまさにそれだった。

「娘相手だから大丈夫」と判断した瞬間、HSSの刺激を求めるスイッチが全開になった。

 

 

 

やりすぎたあとの、あの落ち込み

 

問題はそのあと。

娘が泣いた顔を見た瞬間から、反省モードに入った。

なんであんなに本気になったんだろう。

もう少し調整できたはず。やりすぎる自分が嫌になる。

アクセルの強さと同じくらい、反省も深い。

「またやってしまった」の繰り返し。

これがHSS型HSPのしんどさのひとつだと思っている。

本気になること自体は悪くない。

でもそのたびに自己否定がセットでついてくる。

長年、そのサイクルを回してきた。

 

 

 

対処はシンプルでいい

 

本気になる自分を「直そう」とするのは、方向が違う。

大事なのは、扱い方を知ること

私がやってみて少し楽になったのは、こんなことだった。

「今日はママ本気でやるよ」と最初に宣言する。

相手に心の準備ができるし、自分も全力モードに入る許可を出せる。

途中で一回、深呼吸して間を作る。

スイッチが入り切る前にワンクッション置く。

勝負する場面と、ゆるく遊ぶ場面を最初から分ける。

それだけでいい。全部を直さなくていい。

 

 

 

その振れ幅が、強みでもある

 

空気を読める。そして本気にもなれる。

この両方を持っているのが、HSS型HSPだと私は思っている。

どちらかを消す必要はない。

場を読む繊細さと、没頭する集中力。

その振れ幅があるからこそ、

人に寄り添うこともできるし、

何かにとことん向き合う力も出せる。

やりすぎた日があってもいい。

あとから整えられたら、それで十分。

 

 

 

つづく