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中学時代

それなりに

友達と仲良く遊んだりしていましたが

親友と呼べる友達はいなくて

まわりに合わせることが多く

あまり自分を出せていないと

いう思いもありました。

 

 

 

もっと誰かと深く仲良くなりたいけど

そこに踏み込めない怖さというものを

抱えていたような気がします。

 

 

 

他にも、自分がいるグループよりも

他のグループが楽しそうに見えたり

他のグループがいいなと

うらやましく思えることもあり、

なんで今仲良くしている子たちがいるのに

いつも他のグループが

楽しそうに見えてしまうんだろう…

という謎が出てくるようになります。

 

 

 

なぜ他のグループがよく見えるの?

HSS型HSPの愛すべき個性について解説したいと思います。

 

 

 

HSS(刺激追求)の特性があると、
「もっと面白そうな場所があるのでは?」
「もっと話が合う人がいるのでは?」
という気持ちが常に動いています。

 

 今のグループに不満があるというより、
【もっと良い場所があるかも】と
無意識に探してしまうんです。

 

 

 

これはHSPの
「本質的につながりたい」
という欲求の裏返しでもあります。

表面上は問題ないのに、
“心が満たされない”=違和感
が続くんです。

 

 

 

人と深くつながりたい気持ちがあるのに
踏み込む勇気が出なかった。
だから、常にどこか満たされない感覚があった。

 

 

それは
「人間関係を大切にしたい心」と
「傷つきたくない心」
のせめぎ合いなんです。

誰にでも起きることではなく、
感受性が高い人ほど起きやすい現象です。

 

 

 

この状態は

【関係を求めるが、関係を恐れる】
というHSS型HSPに典型的な
アプローチ=回避のダンス(approach–avoidance conflict)
が起きていたと言えます。

  • 好奇心があなたを前へ引っ張り

  • 不安があなたを後ろへ引き戻す

そのせめぎ合いが
“満たされているのに満たされない”
という複雑な感情を生んだのです。

 

 

 

これは

神経生物学的に備わっている特性
(刺激追求 × 高感受性)
によって起きる自然な反応です。

今仲良しの友達と話してるのに

向こうで楽しそうに話している人たちの方が

楽しそうに見えて、

向こうに行ってみたいけど行けないという

「謎のモヤモヤ」は、
気質が作り出した“必然”でした。

 

 

 

それは、

誰と一緒にいても、しっくりこなく感じることは問題ではなく

「とても繊細で豊かな感性を持っていたから」
そう感じただけなんだよ。

ということ。

 

 

寂しさではなく、
「もっと深い人間関係がほしい」
という願いがあったからこそ
気づけた感覚なんです。

 

 

 

 

 

今仲良しの子がいるのに

他のグループの方がいいような気がする…

 

これは、高校に入っても、

就職先でも

ママ友関係でも

ずーーーっと繰り返してきたパターンでした。

 

 

 

HSPの愛すべき個性と知らなかった頃は

ずっと、自分はダメなヤツなんだと

自己否定ばかりしていました。

 

でも、これが特性ゆえだということがわかると

ああ、なんだこういうことなんだと理解して納得することができました。

 

 

現在のママ友づきあいは、幼稚園で仲良くなった数人と、

それぞれ別々に個人同士でお付き合いさせてもらっているので

1対1で、ゆっくりと話が出来るので、

安心してお付き合いできています。

 

 

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