前の記事はこちらから

 

 

 

 

夫婦関係が壊れるとき、

浮気とか大喧嘩みたいな分かりやすい大事件をイメージしがちだけど、

実際はもっと静かに、もっとゆっくり崩れていくことが多い。

日常の小さな「雑さ」の積み重ねで。

 

「聞いてるよ」が、聞いてないと感じる理由

朝、子どもたちを送り出したあと、夫に話しかけた。

「息子がさー」って、ただ聞いてほしかっただけ。

共感してほしかったし、一緒に笑ってほしかった。

 

でも途中から、夫がスマホを見始めた。

「ねえ、聞いてる?」って聞いたら、

「聞いてるよ」って返ってきた。

 

夫の中では、こういう認識なんだと思う。

音声は入ってる。返事もしてる。内容も分かってる。だから「ちゃんと聞いてる」。

 

でも私が求めていたのは、そこじゃなかったんだよね。

ちゃんとこっちを見てほしかった。感情を受け取ってほしかった。大事に扱われたかった。

HSS型HSP×アダルトチルドレンって、

言葉だけじゃなく、視線・空気・反応・温度感まで感じ取る。

だからスマホを見ながらの返事だけで、

「雑に扱われた」っていう感覚になりやすい。

 

本人に悪気はない。それも分かってる。

でも神経は、ちゃんと反応してしまう。

 

「今回だけ」で傷ついてるわけじゃない

スマホを見ながらの返事。それだけが問題なんじゃない。

今までの生返事、ながら聞き、適当な相槌、「あとでね」。

そういう小さい積み重ねが、一気に乗ってくる。

 

だから妻側は「今回だけ」で傷ついてるわけじゃなくて、

積み重なってきた寂しさが反応してる。

これを「また大げさな」って受け取られると、もっと傷つく。

 

「何も言わなくなった」が、本当の危険サイン

「聞いてよ」って言えるうちは、まだ関係を諦めてない。

繋がりたい気持ちが残ってるから、怒るし悲しくもなる。

期待がまだ残ってる証拠。

 

本当に危ないのは、何も言わなくなったとき。

期待しなくなって、諦めて、「もういいや」になる。

でも夫側は「最近落ち着いたな」って思ったりする。

違う。静かに、心が離れ始めてるだけ。

 

安心感は、小さな反応で作られていく

逆に言うと、日常の小さな反応を変えるだけで、安心感ってかなり変わる。

スマホを置いて話を聞く。目を見て返事する。「それ大変だったね」って一言添える。

特にHSS型HSP×アダルトチルドレンの人は、

「ちゃんと大事にされてる感覚」で神経の安心度が全然違う。

大きな愛情表現より、毎日の小さな反応の積み重ねが、夫婦の安心を作っていく。

夫婦の土台って、特別なイベントじゃなくて、

毎日のほんの少しの「ちゃんと」でできてるのかもしれない。

 

 

 

つづく