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アダルトチルドレンの子育てって、
子どもが大きくなるほど、しんどくなることがある。
乳児の頃はよかった。
ただ可愛い、ただ守りたい、それだけでよかった。
でも、 幼稚園、小学生、思春期って成長していくにつれて、
だんだん別の感情が出てくる。
・自分がしてもらえなかったこと
・本当はしてほしかったこと
・あの時、我慢するしかなかった記憶
これが、子どもを見てると勝手に浮かび上がってくる。
「私はこんな思いしてきたのに」 「この子はなんでこんなに自由なの?」
そんな感情が、ふと出てくることが増えてくる。
これ、性格じゃない。 記憶の再生。
しかもやっかいなのが、
「親みたいにはなりたくない」って思ってるのに、
その反対側で 「なんでこの子はこんなにワガママなの?」って
イライラも出てくるところ。
頭では分かってるのに、 感情が追いつかない。
ここでさらにしんどくなる。
私が大きく気づいたのは、
義母の子どもへの関わりを見たとき。
干渉はある。でも自由もある。
子どもが「うるさい」って言っても、
それで関係が壊れない。
怒られない。 押さえつけられない。
その空気を見たときに、 初めて分かった。
「あ、私の育った環境、普通じゃなかったんだ」って。
私は親や祖母に対して「うるさい」って言ったら、
さらに被せられて、 結局、黙って耐えるしかなかった。
だから今でも、 「言ってもいい」という感覚が、どこか抜けてる。
そして出てくる、もうひとつの感情。
「私もこうやって育ちたかった」
これ、めちゃくちゃ自然な反応。
でもここで大事なこと。
あなたが感じてるその悲しさは、
今の子どもに向けるものじゃなくて、 過去の自分に向けるもの。
ここがズレると、 子どもに対して
・厳しくなりすぎる
・イライラが増える
・距離が近いのに苦しい
こうなっていく。
だからやることはシンプル。
「今の子ども」と「過去の自分」を分けること。
そして、 過去の自分に対してだけ、こう言ってあげる。
「あの時、つらかったよね」
これをやっていくと、 子どもにぶつけてた感情が、 少しずつ静かになる。
アダルトチルドレンの子育てって、
子どもを育ててるようで、 過去の自分とも向き合ってる。
しんどいのは、ちゃんと理由がある。
だから大丈夫。 そのしんどさ、 ちゃんと整えていける。
つづく
